感動のカウンセリング 痛恨のバトンミス

健司さん(仮名)は、仕事で何か重要なことをする時になると、緊張して体が強張ってしまうので困っていました。

 

 

 

彼は、そんな時、高校時代の400Mリレー(陸上)でバトンミスをした場面を思い出しているのだそうです。

関東大会決勝戦、これに勝てば、初優勝。

インターハイ出場が果たせる大事な場面でした。

彼は、第4走者。第3走者までは、絶好調の走りでトップ。しかし、彼のところでバトンを落としてしまったのです。

今まで一度もバトンミスはなかったのですが、大切な場面で失敗してしまい、最下位になってしまったのです。

人一倍努力していた彼を誰も面と向かっては、責めはしませんでした。

けれど彼の中では、その日のことが今でも頭にこびりついて、重要な場面になると、「失敗したらどうしよう」と体を硬直させてしまっていたのです。

 

 

彼はNLPで、その出来事を次のように書き換えました。

400Mリレーでバトンミスして最下位になった事実はそのまま。

1600Mリレーで優勝して、インターハイに出場するというように書き換えたのです。

 

 

私は彼に「なぜ、バトンミスがなかったように書き換えなかったのですか?」と質問しました。

彼は答えました。

「なぜかは、よくわかりません。けれど、失敗しないことよりも、失敗してそれを挽回するように努力することが大切なように思えたのです」

 

 

彼を苦しめていたのは、「またあの時のように失敗したらどうしよう」という失敗に対する恐れでした。

それを克服するには「失敗しないようにしよう」とするのではなくて、

「失敗したって、挽回できるさ」という気持ちが必要なのです。

 

 

彼はその後、「失敗したらどうしよう」と思うたびに、NLPでその出来事を書き換えました。

そして、「失敗したって、挽回できるさ」と、緊張しないで仕事に取り組めるようになったのです。

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