うつ状態の症状とは?

うつ状態は、つぎに説明する症状がいくつか現れて、初めてうつ状態といえます。

 

気持ちが沈み、憂うつで、むなしく、さびしくなります。

何事も悲観的に考え、取り越し苦労が多くなります。気分が沈むだけでなく、喜びや楽しさが感じられず、何もやりたくなくなります。

おっくうになり、ふだんと比べるとテレビや新聞、服装、化粧に関心がなくなります。

 


思考がとどこおりがちで、頭の回転が悪くなったように感じます。

新聞やテレビをみても、ふだんと比べて内容がすらすら入ってきません。いつもよりも献立などが考えられなくなります。何事にも迷って、物事を決めることができなくなります。以前覚えていたことを思い出すことができず、新しいことは覚えられず、本人は自分がぼけてしまったように感じることもあります。

とくに老人のうつは、物忘れから痴呆が始まったように思われることがあります。

 


そして、自分に自信を失い、自分を責め、申し訳ないことをしてしまったという気持ちが強くなります。

 


また、事実とは異なる思い込みが強くなります。

その内容は、悲観したり自分を責めたり、過小評価するものです。

たとえば、お金が払えない、病気がもう治らない、取り返しのつかない罪を犯したなどと話します。このような思い込みは強く、周囲の人がそんなことはないと説明しても、本人に受け入れてもらえません。

 

うつ状態では、絶望感から死にたくなることがあり、実際に自殺することもあります。

表情は暗く、声も小さく、口数も少なくなり、簡単な会話となり、ときには、まったく答えないこともあります。
典型的なうつ状態では、日内変動や食欲不振があり、眠れなくなります。

 


このような精神の症状のほかに、からだの症状として頭痛(頭重)、口の渇き、便秘、下痢、あなかが張る、吐き気、しびれ、肩こり、動悸などがあり、内科の病気と思われることもまれではありません。

→うつ病とは?

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