受け入れられない相手と接するには?

さて、今回のお悩みは、

「どうしても受け入れられない相手がいる」

「愛したくても愛せない人との接し方が分からない」

といったお悩みを抱えてらっしゃる方へのアドバイスです。

お悩み解決のヒントにしてくださいね。

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社会の中で人間関係を築いていくうえで、

避けられないことがあります。

それは、



 「身内や組織には、相容れない人間、

  愛したくても愛せない人間が往々にしている」



という現実です。

人間には好悪の感情がある以上、

仕方のないことなのかもしれません。



◆自己啓発や、心理学、一般的な宗教であれば、

こうした問題の解決策として、

「隣人愛」や「解脱(げだつ)」といった

「個人的な感情の超越」を説くことがあります。

しかし正直、私たち凡人には、

なかなかそこまで達することができないのが、

現実ではないでしょうか。



◆それでは、どうしても受け入れられない相手と接するには、

どうしたらいいのでしょうか?



 『論語』にはこんな問答があります。

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「悪意にも善意をもって報いよ、と言われますが、いかがでしょうか」

 ある人がそうたずねたところ、孔子は答えた。

「それなら、善意には何をもって報いるのかね。
 悪意には理性をもって報い、善意には善意をもって報いるがよい」
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幼少より貧しく、苦労の多い人生を送ってきた孔子は、

人情の機微を誰よりも理解していたといわれています。

相容れないものまで愛せないのが、

人間の素の姿だということを理解していたのです。




 また、孔子はこうも言っています。

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「不愉快な感情を他人に見せない」と私は君たち(弟子)に教えているが、

「他人に八つ当たりをするな」というだけで、

「怒るな」とは言っていない。

自然な感情として「怒り」は否定すべきではないが、

それを無関係な者に向けてはならない。
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「八つ当たりをするな」というのは、

家族、夫婦、子ども、部下、同僚、友人との人間関係を築いていくうえで、

大切なことだと、私は思います。

でも、「怒り」までは否定していないところに、

幸せな人間関係を築くヒントが隠されていそうです。



◆そして、孔子の出した解決策とは、ひと言でいえばこうです。




 「段階を踏んで、時間をかけて愛を広げていく」




つまり、

自分や家族といった、強く愛せる対象をまずきちんと愛し、

そのうえで愛する範囲を無理せず少しずつ押し広げていけばよい、

と孔子は考えたのです。

敵対する者も、いつまでも敵対しているとは限りません。

時間とともに、憎しみも溶けていくかもしれないのです。



さらにこの考え方は、人間関係だけではなく、

仕事やお金、家庭、健康、趣味などの

「ものごとを育んでいく順番」を示すものではないでしょうか。

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●編集後記

先日、キッザニア東京に行ってまいりました。

人の多さと、あまりのリアルさにビックリ!

楽しませる緻密な戦略や、子どもをリピーターにさせる仕掛けは、
スゴイのひと言\(~o~)/

サービス業に関わっている人や、経営に携わっている人には、
仕事を成功させるヒントが満載なので、

ぜひ、子どもと一緒に行ってみてほしいですね。

1日中いるのは大変ですけどね(>_<)


●キッザニア東京
http://www.kidzania.jp/tokyo/



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^_^*)

第140号(2012年4月6日)
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