孤独を感じると、人はどうなるか

孤独な気持ちを抱えていると、苦しく、不安なものです。

みんなが冷たく感じられて、ひとり森の中を
さまよっているように思えるかもしれません。

しかし、人間には、つらい状況をなんとか脱しようとする
力が備わっています。

これが健全に機能した人は、孤独を真正面から受け止め、
それを乗り越えていくための術を覚えていきます。


「人とつながろう」と自分から積極的に人を求め、
自分をわかってもらおうとします。

自分を受け入れてもらうために、
人間関係を学んでいくでしょう。

また、孤独の中で自分と向き合い、
なにかを生み出そうとする人もいます。



そうして、

人の痛みがわかるようになったり、
自分を信頼できるようになったり、
人といることに喜びを感じたり・・・

という学習を経て、人間としての深みは増し、
成長していきます。


ところが、
ただ「寂しさをまぎわらそう」「ひとりにはなりたくない」と、
逃げの姿勢の人は、なかなか孤独を乗り越えられません。

一時的に孤独が解消されたとしても、
人とわかりあえない状況、
疎外感を感じるという状況になると、
また孤独に陥ります。


そんな人は残念ながら、
孤独の苦しみが絶えずついて回るでしょう。

あまり意味のないメール交換でつながっていたり、
人の輪に形だけでも加わろうとしたり、

とりあえず物理的にひとりにならない状況を
つくろうとしても、「なんだか寂しい」という気持ちを、
拭い去ることはできないはずです。


なぜなら、心がつながっている状態ではないからです。



もっとよくないケースは、「なんとかしよう」
とする気持ちが、屈折して機能したときです。


「人とつながりたい」と思っているのに、
人と交わるのが苦手な人や、
人に対して不信感がある人は、

 「もういい、人とつながらなくたって」

 「私はどうせ、孤独な人間」

と投げやりになって人間関係をあきらめ、

別な強い刺激に逃避して、やりきれない感情を
まぎらわそうとすることもあります。


  恋人に強い要求をする恋愛依存

  快感を得ることで自分を喜ばせようとする買い物依存

  仕事で自分の価値を見出そうとする仕事依存

などがそうです。


何かに依存しても感情は満たされず、
さらに依存は慢性化するという悪循環が続きます。


つまり、孤独を受け入れ、自力でなんとかしようとする
覚悟がないかぎり、寂しさは続き、

依存できるものを求める方向に傾くことがあるのです。

 


◆編集後記

人生初の「胃カメラ」検査をおこないました。

それほど大変ではなく無事に終了したのですが、
結果を聞いて愕然。

何もないとは思っていなかったけど、
まさかここまでぼろぼろだとは・・・

これからはもう少し胃をいたわらないと、と反省です。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第271号(2014年10月24日)

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