そもそも人間は孤独なもの

人とつながっていくためには、
相手をわかろうとすることが大事ですが、

一方で、
「他人をすべてわかることはできない」
ということもあります。


同様に、
「自分をすべてわかってもらうこともできない」
ともいえます。


会社のなかで孤立したとき、

気が合っていた友人と意見が食い違ったとき、

恋人が自分の期待に反する行動をとったとき、

親が自分のことを認めてくれないとき・・・

寂しいものです。

「どうして、わかってくれないんだろう?」
と思います。



そして、
「話せばわかってもらえる」「分かり合えるはずだ」
という信念のもと、無理に気持ちを一致させようと頑張って、

これがうまくいけばいいのですが、
気持ちが平行線だと、さらなる孤独がまっています。


でも「相手も自分と同じように考えてくれるだろう」
と思うのは、大間違い。

それぞれ、違う人間だから、考えが違うのは当たり前。


相手を、自分とは同じではない「別の人」として
尊重しようとすると、

理解や賛成はできなくても、
ほとんどの状況や人を受け入れることができます。


「人はわかりあえるはずだ」と思えば、
わかりあえないことが寂しく感じられますが、

「わかりあえないこともある」と考えていれば、
わかり合っていくことがうれしいものです。


そもそも人間とは孤独なものなのです。

この世に生を受けてから息を引き取るまで、
それぞれひとりの人生を歩んでいます。

家族や友人、恋人、仕事仲間など、
ほかの人と寄り添うことはあっても、
決して同じ線上になることはありません。

それに、自分の考えにしたがって
のびのび生きようとすると、
必ず、衝突やあつれきが生じます。


そんなとき、孤独を受け入れて、

「人それぞれ」「わからないこともある」
とあっさり違いを認めることが、

孤独から寂しさを生まない知恵だと思うのです。


 

◆編集後記

前職の友人と、毎年恒例の忘年会をおこないました。

僕は、大学を卒業して和食レストランに就職。
そこで知り合ったので15年の付き合いになります。

当時は今でも吐き気を催すほど苦しい仕事内容でした。

1日16時間労働というのは当たり前で、休みでも
パートさんが欠勤すると行かなくてはいけないので、
休んだ気になりません。

精神的にもかなり追い詰められていました。

でも、10年間続けられたのは、同じ苦しみを味わう
気の合う仲間がいたからだと思います。

この先も共にわかちあっていきたいものです。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第278号(2014年12月12日)

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