深い人間関係が築けない悩み

初対面のときから、非常に「感じが悪い」という人も、
たまにはいます。

しかし、たいていは、初対面ではお互いに
「なかなかいい感じ」といったところでしょう。

それは、表面しか見せ合っていないからです。

旅行に出かけた先で出会った人は、
「とてもいい感じ」であることが多いです。

旅先で親切にされればうれしいでしょう。

その土地の人はみんないい人に見えます。

だからといって、その土地に住んで、
ずっとつきあうことになったらどうでしょう?

必ずいろいろなぶつかり合いが起こるのではないでしょうか。


表面的なつきあいのうちは、誰しも「いい人」なのです。

だから、ただ、「出会う」だけなら、
素晴らしい「出会い」はそこらじゅうに転がっています。

新しい友だちを作ることは、実は簡単なのです。

しかし、それを「保つ」のは難しい。

長くつきあううちに、お互いの考えの違いも出てきますし、
いい面ばかりは見せられません。

口論もすれば行き違いもあるでしょう。

そんなことを繰り返しながら、いい関係を保っているかどうか、
そこが本当の「つきあい」の分かれ道です。


百の出会いの中から、本当に親しく長くつきあえる人を作れるか、
それは、「出会うかどうか」といった運や偶然ではなく、
あなた自身の行動にかかっているのです。

若いうちや学生のときは、
たくさんの新しい出会いを経験すればいいと思います。

出会い自体、楽しく、人生を豊かにしてくれます。

もちろん年をとってからも、出会いは刺激的で大切なものです。

たくさんの出会いの中から、
長くつきあえる人とも出会えることでしょう。

「私には深くつきあえる人がいない」
というお悩みをカウンセリングでよく聞きます。

そして、新しい出会いを求めてあちらこちらを渡り歩く。

その結果、「やはり私には・・・」と肩を落とす。

そういう人には、
私は「もう一度、今まで出会った人を思い返してみてはどうか?」
とアドバイスするようにしています。

その中には、あなたが本当に「つきあえる人」もいるはずです。

新しい出会いを探すために費やすエネルギーを、
今までに出会った人との関係を深めるために
使ってみてはいかがでしょうか。


◆編集後記

先日、ハーフマラソンを走ってきました。

残念ながらベストは出ませんでしたが、走りきることができました。

いつもひとりで走っていると、くじけそうになりますが、
地元の中学生に応援されると、苦しくても頑張ろうという気持ちになります。

つながっているという安心感といいましょうか、
とても心地よい気分になります。

だからマラソンを続けているのかもしれません。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第355号(2016年6月3日)

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