「怒り方の作法」

「いつ、どう怒るべきか、わからないんです」

管理職になって数年という40代の女性からの相談でした。

仕事では大抵の状況は切り抜けられる知恵を持っている、
温和な性格の女性です。

それが、部下を指導する上で、
時には怒ることも必要ではないかと考えていると言うのです。


人を怒るというのは、覚悟がいることです。

時には、退路を絶つ思いで怒る場面もあるでしょう。

ただ、毎回、毎回、
バンジージャンプを飛び降りるような気持ちで怒っていては、
怒る側も身がもちませんよね。

でも、大丈夫。

怒り方にもスキルがあるのです。


ポイントは、「誰が」ではなく、「何が」に対して話すことです。

例えば、
「あなたが間違っている」ではなく、
「お客様との納期の確認を詰めなかったことが、間違っている」
と話すようにしてください。

そして、上手に伝えるためには、次の4つの要素を押さえます。

(1)問題があった「具体的な事実」

(2)それによって生じた「具体的な影響」

(3)どんな「感情」が自分に芽生えたか

(4)「相手への尊重」を示す

具体的には次のような伝え方をすると、
相手も受け取りやすくなります。


(1)あなたがお客様との納期の確認を詰めなかった(具体的な事実)ことで、

(2)納期のタイミングがずれて生産ラインに支障が出ている(具体的な影響)

(3)私はとても残念だ(芽生えた感情)

(4)あなたはこの件についてどう思っているか、聞かせてほしい(相手への尊重)


こんな感じで話せば、伝えやすくなります。

初めのうちは慣れないと思いますので、
書き出して整理してから伝えてもいいかもしれませんね。

感情的になって、
「何やってるの!あなたのミスよ!何とかしなさい!」
というのは簡単で、気分もすっきりするかもしれません。

ですが、尊敬される上司にはなれないと思うのです。

ワンランク上のレベルを目指すのであれば、
怒り方の作法は知っておいて損はありません。
  

 


 

◆編集後記

いつもはいているズボンがきつくなってきました(+_+)

そんなに食べているわけでもなく、運動もしている。

だけどもお腹のぜい肉がとれないばかりか、増える一方。

これは本気の対策が必要です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第373号(2016年10月14日)

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