他人に期待しなければ、失望することもない

人間関係における失望は、なぜ生まれるかというと、
相手に対する期待があるからです。

心理学的に分析すると、失望感というのは、
「期待の量」と「現実とのギャップ」によって生まれます。

たとえば、あるテストを受けて100点を期待していたのに、
95点だったとしましょう。

95点というのはかなりの高得点です。

にもかかわらず、100点を期待していた人は、
大いに悔しいと思うのです。

現実が期待にそぐわないと、私たちは不快感を味わってしまうのです。


この原理は、人間関係にもあてはまります。

仕事ぶりに期待し、いろいろと世話を焼いてあげたにもかかわらず、
思うような成果をあげてくれない部下がいるとしましょう。

上司からすると、まったくガッカリな結果です。

しかし、だからといって部下を責めるのは間違っています。

部下のほうから、「僕をしっかり指導してください」
と頼まれたのであれば話は別ですが、
そうでなければ、上司がしたことはただのお節介です。

勝手にお節介をしておいて、
思うような成果があげられないからといって、
部下を責めるのは筋違いです。


あるいは、子どもが一流の人間になることを夢見て、小さな頃から、
箸の上げ下ろしまでをやってあげてきた親がいたとします。

けれども、子どもはごく平凡な学校を卒業して、
ごく平凡な大人になってしまった。

親としてみると、まったく残念な結果です。

だからといって、

「まったく、あんたは、お母さんが一生懸命になんでもやってあげたのに、
 どうして立派になってくれなかったのよ!」

と叱ったりするのは、やはりどこかおかしな話です。


結局、自分以外の他人には期待などかけないのが一番です。

そうすれば、期待が裏切られてガッカリすることもなくなるからです。


人間関係が上手くいかないなあ、と悩んでいる方は、

「他人が約束を破ったとき、感情的になって、
 ムキに怒ったりするのは大人気ないふるまいだ」

そう自分自身に言い聞かせてみてはいかがでしょうか。


◆編集後記 日本酒の熱燗がおいしい時期になりました!

冷や酒だと飲みすぎてしまいますが、
熱燗ならおちょこで少しずつ飲めるのがいいです。

ここ最近では、山口県で作られた、
「五橋」というお酒がとてもおいしかったですね。

全国に熱狂的なファンが多いらしく、スーパーではまず買えません。

デパートに入荷してもすぐに売り切れてしまうらしいです。

たまたま手に入り飲んでみたらこれが素晴らしかった。

香りが高く甘みが最初にきて、うまみの余韻が残るお酒。
作った人のこだわりと熱意を感じるお酒でした。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第376号(2016年11月4日)

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