すべてを把握しないと気が済まない

「依存的な人はコントロール欲求が強い」
と聞くと、あなたはどんなふうに感じますか?

意外だと思われる方もいれば、
それは当然だと思われる方もいるでしょう。

依存的な人には二つのパターンがあります。

一つは、
文字通り寂しがり屋で誰かに頼りたいタイプ。

もう一つは、
そういった姿を見せまいと強く武装して、
一人で物事を完結させようとするタイプです。

見た目は両極端ですが、根っこの部分は同じです。

いずれも心配性で、
コントロール欲求が強いことは共通しています。

あらゆることを把握し、
思い通りにならないと不安にかられてしまいます。

それで心配性になるのです。


なぜコントロール欲求が強くなったかというと、
それは、多くの場合、コントロールされていたことへの反動です。

親が心配性で何でも先回りして道すじをつくっていたり、
過干渉で何かと口を出して、批判的なことを言っては結局は、
思い通りにコントロールしていたのでしょう。

支配的な親の決まり文句である
「あなたのために」というのは、

ほとんどの場合「私のために」のすりかえですが、
純真な子供にそんなことはわかりません。


しかし、成長するにつれ何らかの違和感を覚える人も少なくなく、
大人になると今まで支配された分、
あらゆるものを支配したくなるのです。

あるいは、反対に親が無関心で、
何でも子供の好きにさせていたりすると、

子供は小さいころから一人で「自分の人生」
をコントロールしなければならず、
コントロール欲求が強いまま大人になっているかもしれません。

いずれにしても、
子供時代に親に安心して甘えることができず、
「甘えたい」という本能が満たされていないと、
大人になってから依存的な問題が起きてきます。

その一つが、コントロール欲求による
「すべてを把握したい」「すべてを思い通りにしたい」
というものです。


一見強がっている人も、
内心はかなりの甘えたい願望を抱えているのです。

なので、極端な仕切り魔は要注意です。

予想外のことが起きるのが人生です。

柔軟に対応する練習も必要です。


◆編集後記

妻と「海賊と呼ばれた男」を観に行きました。

ある会社の創業者がモデルになっている映画で、
その生涯が丁寧に描かれていました。

とても熱くなれる映画です。
僕はこういうのは好きですね〜。

V6の岡田くんの演技も素晴らしかった。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第385号(2017年1月6日)

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