「Aさんに比べてBさんは」という褒め方が、人間関係を悪くする

「こんないいかげんな仕事をして、あなた、
 ほんとうに大学出てるの?学校で何を勉強してきたの?」

とののしったのでは、売り言葉に買い言葉、

「じゃあ、会社、辞めます」

ということにもなりかねません。


とくに同僚たち「ギャラリー」のいる仕事場では、
そういう展開になりやすいものです。

注意しなければならないのは、
「叱る、時と、場所」です。

カッときてワァーと怒鳴りつけるのではなく、
少しだけ考えてみてほしいのです。

もし同僚や後輩たちの「周りの目」があるならば、
個室に呼んで静かに叱る方が、部下も落ち着いて
叱られることができますから、ベターです。


ほめるときは、この逆です。

職場の同僚たちがいるところで、
「よくやりました!あなただから、できたんだよ!」
と花をもたせた方が、その部下は気持ちもはずみ、
「また頑張ろう」となります。

ただし、ここで注意がひとつ。

いくらみんなのいる前だとはいえ、

「Aさんは、仕事も真面目にきっちりやってくれます。
 それに比べBさん、あなたはどうしてそう、いいかげんなの?
 もう少しAさんを見習ったら」

と誰かをひき比べて誰かをほめるというパターンは、
逆効果となります。

Bさんにとっては、
「みんなの見ている前で叱られる」のと、まったく同じです。

メンツは丸つぶれ。

「Aさんのせいで、私がこんな目にあうのよ」と逆恨みし、
職場に、何かとギスギスした雰囲気が生まれます。


上司に自分がどう思われているか、
また自分のほうが他の部下に比べて評価されているのか、
いないのか、

部下たちの気持ちは、
このことに関して非常にデリケートなのです。


そこには部下同士のライバル心や
嫉妬心が潜んでいるでしょう。

ほめるのも、叱るのも、
そのデリケートな部分に触れる作業なのですから、
より慎重に対処したいところです。

どうほめるか、どう叱るか、どこでほめるか、
どこで叱るか、どのレベルまでほめるか、
どのレベルまで叱るか・・・など、

その判断に使える時間はわずかです。

そのわずかな時間で判断しなくてはならないので、
ある程度シュミレーションしておいてもいいかもしれませんね。


◆編集後記

膝を故障して2か月が経過しようとしています。

痛みはまだ引きません。

整形外科でレントゲンもとってもらい、
接骨院にも通っています。

なのに治らない。

どうしたものか・・・


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第444号(2018年2月23日)

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