「自己臭恐怖症」の改善方法

自己臭恐怖症という心の病があります。

比較的若い人によくみられます。

自分の体のニオイが気になってしょがないらしく、

友達ができないのは自分の体がクサイからだ、
恋人ができないのも就職の面接試験で不合格となってしまうのも、
体のニオイのせいなんだ・・・
と思い込んで、

ひどくなると電車に乗るのも怖くなり、
人に会うのも怖くなり、
じっと家に引きこもってしまう人もいます。


しかし実際は、そういう人達の体に鼻を近づけて嗅いで見ても、
何も臭いはしない。

ニオイを気にしていつも体を清潔にしているから、
もしろいい匂いがするくらいなのに、

「自分はクサイ」と思い込んで、
自らの心を痛めつけているのです。


精神医学に「とらわれ」という言葉があります。

執着する、しがみつく、こだわる、といったことで、
この人は自分はクサイという意識に「とらわれ」ていて、

この「とらわれ」から解き放たれたれなければ、
いつまでも苦しむことになります。

朝夕二度のシャワーを浴びて体を清潔にしても、
高価な香水をふっても、

「自分はクサイ」と思い込んでいる限りはどうにもなりません。


「とらわれ」から解放されるには、
ニオイをどうにかしようと頑張るのではなく、

「クサイ人間」として生きていこうという
気持ちの強さが大切なのです。

自分の体のニオイと共に生きていくこと。

体が臭くたっていいじゃないか、と開き直ってしまう事。

これが「とらわれ」から解き放たれる道なのです。


そう考えることができるようになって初めて、

「自分の体はクサイと思っていたけど、
ぜんぜんクサクなんてない」

ということに気づくのです。

クサイ人間でもいいのではないでしょうか。

世の中には、タバコ臭い人、酒臭い人、汗臭い人・・・など、
クサイ人は大勢いるのです。

インチキ臭い人も含めて、
みんな大手を振って生きているのです。

自分だけがクサイなどと思い込んで、
人と会うたびにびくびくしているというのでは、
あまりにももったいない話です。

何かに「とらわれ」ることによって、
自分の本領を発揮できないのはつらいものです。

実際、自己臭恐怖症の人というのは、
自分の臭いに敏感であるがゆえに清潔であり、
人をいい気持ちにされています。

思い過ごしで自分を責めるのはよくないと思うのです。


◆編集後記

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第466号(2018年7月27日)

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