考えないようにしようと思っても、考えてしまうのはなぜ?

心理学に「白くまの実験」というものがあります。

被験者を3つのグループに分けて、
一頭白くまを追った映像を見てもらいます。

そして見終わったあとに、
それぞれのグループに次のようにお願いします。

グループAには、
「白くまのことを覚えておいてください」
とお願いしました。

グループBには、
「白くまのことを考えても、考えなくてもいいです」
とお願いしました。

グループCには、
「白くまのことだけは絶対に考えないでください」
とお願いしました。


その結果、
グループCの人たちが、
もっとも白くまのことを忘れられずにいた、
ということがわかりました。

つまり、
「考えないようしよう」という意識が強く働きすぎると、
かえってそのことを忘れなくなるということが
判明したのです。


こうした現象は、
心理学では「皮肉過程理論」と呼ばれています。

たとえば、イヤな経験をします。

そのことを早く忘れたいと思います。

そして、「そのことを考えまい」と思うのですが、
その意識が強まれば強まるほど、文字通り皮肉にも、
イヤなことを思い出してしまうのです。

では、どのようにすれば、
この「皮肉過程」に陥らずにすむでしょうか?


イヤなことを忘れるために、
ここでは次の3つをご紹介します。


(1)「別のことを意識的に考える」
空を眺めて「今日は雲一つない快晴だ」と考えるなど、
別のことを考えることで忘れられます。

(2)「何かに一生懸命取り組む」
趣味やスポーツに熱中することで、イヤなことを忘れられます。

(3)「環境を変える」
失恋を忘れるために旅行に出る人がいますが、
そのように環境を変えることで、思い出したくないことを忘れられます。


ちなみに、私の方法は、
考えてしまっていることを認めてしまってから、
ジョギングに出かけます。

重症なときは、20キロくらい走ることもあります。

走り終わった後に、おいしいビールを飲んでスッキリですね。

次の日には何を考えていたかも覚えていません。


皆さんも、自分なりの忘れる方法を探してみてくださいね。

それだけで、心強いと思います。


◆編集後記

痛めていた膝が良くなり、走れるようになりました!

8か月まともに走れなかったのは苦しかったですね〜。

痛い目を見ました。

年齢に応じた体のケアは大事というのが、
今回の教訓でもあります。

毎日暑くて「命の危険のある暑さ」だとニュースなどでは
言われていますけど、そんな中でも走れる喜びの方が勝っています。

とはいっても、相当な注意をして無理のないように走りたいものです。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第467号(2018年8月3日)

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