「忘れなくてもいい」と開き直る

 心理学に「とらわれ」という言葉があります。

ある思いにとらわれることを意味します。

これは、「忘れられない」原因になります。

次のような話を聞いたことがあります。

あるミステリー小説の人気作家は、
あるときから、原因不明の腰痛に悩まされるようになりました。

いろいろな専門医のところへ行ったのですが、
まったく原因が分かりません。

整形外科や内科の検査をしても、
腰痛の原因が分からないのです。

結局、身体的なことではなく、
忙しい仕事のストレスが原因だったのではないかと
作家は結論づけました。

そこでこの作家は、仕事をしばらく休み、
仕事のことを忘れようと思いました。

しかし、それでも腰痛は改善しません。


仕方なしに心療内科へ行って、医師に相談したところ、
次のように言われたそうです。

「あなたは『仕事のことを忘れよう』という思いに
とらわれているため、
かえって忘れなくなっているのではありませんか」と。

確かに、その通りだったのです。

「仕事を忘れよう」という意識が強すぎたために、
かえって、

「仕事を休んでいる場合ではないんじゃないか」

「編集者や読者に迷惑をかけて申し訳ない」

といった心配に心を悩ませていたのです。

それが新たなストレスとなって、
腰痛を引き起こしていたのです。

そこでこの作家は、
「仕事のことを忘れよう」と考えることをやめました。

とりあえず仕事は中断したまま、
もし仕事のことが頭に思い浮かんだとしても、
思い浮かぶままに任せるようにしたのです。

すると気がラクになり、
結果的に仕事のことを忘れられるようになりました。

ストレスも軽減されて腰痛も改善しました。

「忘れたい」と意識するのではなく、もっと気楽に、
「忘れられないのなら、忘れられなくてもいい」と思うことで、
逆に忘れる場合もあるのです。

人間は開き直ることができれば強くなれるようですね。


◆編集後記

娘が修学旅行でオーストラリアに行ってしまったので、
妻と二人で山形県に行ってきました。

一泊二日で片道350キロの強行旅行です。

行くだけで5時間くらいかかりました。

それでも行ってみたかったのは、山形が「日本酒王国」だからです。

期待通りでしたね〜。

関東では流通していない珍しい日本酒がたくさん。

テンションも上がりたくさん買っちゃいました!

毎日飲んでも1か月は大丈夫なので、晩酌が楽しみです♪


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第471号(2018年8月31日)

→メルマガ登録はこちら

▲このページのTOP(目次)