開き直って、「いいわけ」しよう

いいわけをすることが、なぜそんなに悪いことなのか、
私にはよくわかりません。

しかし多くの人たちは、
「いいわけは、よくないこと」と信じていて、
「往生際が悪い」「潔くしろ」と、
人がいいわけをすることを許しません。

それでは、潔く「すみませんでした」と謝ることが
いいことなのかと思えば、必ずしもそうではないようです。


実際の話、何かのトラブルがあって怒ったら、
潔く「すみませんでした」と謝って、
一件落着となったのでは、それだけのことです。

そのトラブルはなぜ起きたのか、
どのような経緯があったのか・・・などと、

十分に「いいわけ」をさせることによって、
問題点もわかってくるし、

二度とトラブルが起きない方法を考えることもできるのです。

「いいわけ」転じて福となすです。

潔く誤って人を安心させて、
それっきりにしてしまうことに比べれば、

「だって・・・先輩がこういったから、それに・・・」と、
あれこれいいわけをする人のほうが、
「正直な気持ちを言っている」し、
世のため人のためになるということです。


「いいわけするな」と、
無理やり人の口をふさいでしまうのでは、
それ以降の発展は望めないのであって、
繰り返し「同じ失敗をする」ことにもなりかねません。

いいわけをさせてあげること、
いいわけは最後まで聞いてあげること。

そういう寛容さがあってこそ、
人間関係はうまくいくものです。


ある小学校の先生が、
三日連続で遅刻した生徒を叱りました。

「どうして?理由を言いなさい!」と。

ところが、生徒は口をつぐんだままでした。

「朝寝坊したの?」

「熱でもあったの?」

と聞きますが、首を横にふるばかり。

少々きつい口調で、
「理由をいいなさい」といったら、
おずおずと「向かい風だったから」と答え、
教室は爆笑となったそうです。

それは、「いいわけ」というよりは、
「いい逃れ」なのかもしれません。

しかしこの先生は、

「この生徒は、人には言えない理由、
言ったら自分のプライドが保てない理由があるのだな」

と直感したといいます。


それだけでも、この生徒への理解度は深まったということでしょうし、
教師としての心の準備もできる。

潔く謝られたのでは、こうはなってなかったのです。

みなさんも、いいわけすることに罪悪感を持つ必要はありません。

開き直って「いいわけしない」のではなく、
開き直って「いいわけをしよう」というのが、
心の健康を保つコツなのです。


◆編集後記

僕の行動パターンとして、
極端にやりすぎてしまうという部分があります。

高校時代は練習のやりすぎで、怪我をしてしまい、
目標としていたインターハイに出られなかった。

「もっともっと」って思う気持ちが止まらないんですね。

大人になった今もさほど変わりません。

トレーニングもほどほどにすればいいのに、
やりすぎて怪我をしてしまう。

ほどほどができない。

頭ではわかちゃいるんですが・・・



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第474号(2018年9月21日)

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