落ち込んだり、腹が立つ本当の理由

イヤなことがあると落ちこむ。

それがものすごくイヤなことだと、
立ち直れないくらいに落ち込む。

それは当たり前のことだと思っていませんか?

実は、そこが間違っているのです。

あなたは、何かで落ち込むとき、
イヤなことがあったせいで落ち込むのだと
思っているかもしれません。

でも、落ち込んでいるのは、
じつは無意識のうちに作動している「心の習慣」
のせいなのです。

イヤな出来事のせいではないのです。


その証拠に、同じようなことがあっても、
落ち込む人もいれば、落ち込まない人もいます。

ものすごく落ち込んで、
それを長く引きずる人もいれば、

多少落ち込むけれど、
すぐに立ち直る人もいます。

結局、あなたの気分がひどく落ち込むのは、
イヤなことがあったせいではないのです。

出来事や状況は、
それだけでは人の気分を落ち込ませることはできません。

出来事や状況そのものに、そのような力はありません。

落ち込むかどうかは、出来事や状況ではなく、
私たちの心構えで決まります。

私たち自身の受け止め方によるのです。

ものごとの受け止め方のことを心理学では、
「認知」といいます。


たとえば、仕事でちょっとミスをしてしまっても、
落ち込みが長引く人もいれば、すぐに立ち直る人がいます。

友だちからいやみを言われれば、
誰だってイヤな気分になります。

そのようなときに、

「あんなことを言うなんてひどい。そんな人だとは思わなかった」

と腹を立てる人がいる一方で、

「何かコンプレックスに触れるようなことを言っちゃったかな」

「なんであんなに機嫌が悪いんだろう」

とべつに感情的にならず、
冷静に相手の様子をうかがう人もいます。


やはり出来事は同じでも、
腹を立てる人もいれば、

特に感情的にならない人もいるわけで、
それは、受け止め方、つまり認知の問題だとわかります。


ここから言えるのは、

認知を変えれば「落ち込みやすい自分」
ちょとしたことで「腹を立ててしまう自分」

そういった自分から脱することができるということです。

自分の身に降りかかってくる出来事を
コントロールすることはできないけれど、
認知の仕方はコントロールできるのです。


◆編集後記

ここ最近、ユングの心理学を勉強しています。

この仕事を始めた当初も学んではいましたが、
あまりにもすごすぎて、気分が落ち込み、
ユング心理学とは距離を置いてきました。

10年が経ち、
多くのクライエントさんとのカウンセリングをおこない、
もう一度勉強してみようという気持ちになりました。

まだまだ全てを理解することは今の僕ではできませんが、
「あなるほど」と心から思える部分もあったので、
嬉しかったです。

多少は成長しているのかもしれません。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第478号(2018年10月19日)

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