心に寄り添うコツ

人から相談されたとき、
その人をはげましたい、
元気になってもらいたい、
と思うのはごく自然な心理です。

そして、そのために必要なのは、何かアドバイスしたり、
元気や勇気の出そうな言葉をかけたりすることだと
一般的には思われています。

ですが、もしあなたが
大切な人を本当にあげましたいと思うのならば、
そういった考えは一度封印してください。

なぜなら、深く突き詰めるとそのような行動は、
得てして自分のためでもあるからです。

「助けてあげたい」という強い気持ちで
相談にのったがゆえに、
安易かつ無用なアドバイスをしてしまったり、
おせっかいを焼いてしまったり、

正論で相手の過ちを正そうとしてしまうことが
よくありますが、

そういった行為は、
相談者を本当の意味ではげますことには決してなりません。

人間は落ち込んでいるときほどネガティブな気持ちになり、
相手の何気ない一言やささいなしぐさに
傷つきやすくなっています。

ですから、
あなたの安易なアドバイスによって
相談者が相談することをためらうようになるのです。


人それぞれに悩みがあり、
色々な方から色々な相談をされますが、
実はどんな方であれ、
相談する前から答えは自分で持っています。

私の仕事は、クライエントさんがその答えに自ら気づき、
自分を「これでいいんだ」と認めるお手伝いを
させていただくことです。

人間は誰しも自分で立ち上がり、
自分で足を動かして前に進んでいかなければなりません。

激しく落ち込んだり、
悩んだりするときもあるでしょうが、

それはそのとき、
たまたま立ち上がる力が弱まっているだけで、
本来はみんながもっているものです。

クライエントさんもその時たまたま落ち込んでいるだけで、
本来は自分自身で悩みを解決できる方々ばかりです。

何かのきっかけで「頑張れる!」
と自分で思うようになれば、

周囲の人間がお尻をたたかなくても、
「じゃあ、明日からこうしてみよう」
という気になるものです。

私はそのきっかけを作っているだけです。


◆編集後記

不登校相談の一例(5回セッションの流れ)を更新しました。
http://www.kokoro-str.jp/article/16107891.html

不登校相談に訪れるのは、母親1人で来るケースがほとんどで、
誰の協力もなく心細い心境で精神的にも限界を感じて来られます。

新学期が始まり、不安を抱えている親御さんも
少なくないのではないでしょうか。

一人で悩んでいるあなた、まずはご相談ください。

◆不登校の悩みを相談したい
http://www.kokoro-str.jp/category/1421832.html


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第503号(2019年4月12日)

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