何かを目指していると、
「自分にはできないかも」と悩む時期があるものです。
つらい仕事や練習にばかりに目がいくと、
夢や目標に向かって行動もできなくなります。
でも、それは能力が伸びようとする際につきものの、
必ず通過しなければならない時期です。
この時、どのように考え、
どう行動するかで次のステージに進めるかどうかが決まります。
これまで成功体験が少なく、
失敗体験ばかりが脳に記憶されていると、
どうしても将来の自分に対して希望を持てず、
ポジティブな感情になりにくくなります。
しかし、いくら失敗経験ばかりの人でも、
過去にうまくいったことや夢中になって取り組んだこと、
心をときめかせたことなど、
肯定的な感情になったことがあるはずです。
脳は未来よりも過去の方がイメージしやすい傾向にあります。
経験していないことよりも、実際に経験している分、
脳に強く記憶されているからです。
そのため、
まずは過去の心躍る体験や胸が熱くなった出来事から、
その時の前向きな感情を思い出しましょう。
過去に思い描いた夢や楽しみながら取り組んだことは何か?
ワクワクしていた頃の自分は、今の自分とどこが違うのか?
このように脳に問いかけて、
過去の体験や経験から肯定的な感情を呼び起こした上で、
将来の「できるイメージ」を作ります。
ただ、それでも将来の夢や目標に対して
「できるイメージ」をすんなり描けないこともあるでしょう。
なぜなら、そのことをまだ経験していないからです。
その場合は、憧れの人や尊敬している人、
なりたい自分を体現している人をイメージしましょう。
その人は何をしているのか?
なぜ、自分はその人に憧れを感じるのか?
その人との間にはどんな違いがあるのか?
このように脳に問いかけることで、
なりたい自分を体現している人物を通して、
将来像をイメージすることができるでしょう。
さあ、あなたの夢や目標を実現している人を見つけてみましょう!
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今回の内容は、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。
自分の中の「どうせ」「でも」「だって」に負けない33の方法
著:飯山ジロウ(実務教育出版社)
◆編集後記
出版情報です。
7/22(月)に、
僕の初めての単著「なんとなく生きづらいがフッとなくなるノート」
が発売されます。
本屋さんには東京の書店を中心に、
7/22(月)以降に並ぶ予定ですが、アマゾンでは今から予約ができます!
http://www.amazon.co.jp/dp/4295403210
僕は体育系の大学出身で、
文章の勉強は全くしていなかったので、
正直とても大変でしたが、
10年間の思いを込めて、精一杯書きました。
ぜひとも、手に取って頂けたらうれしいです!
◆詳細はこちら
http://www.kokoro-str.jp/article/16133766.html
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
●過去の記事を読みたい方はこちら
→ http://www.kokoro-str.jp/category/1420018.html
第512号(2019年6月14日)