相談者の悩みと自分の悩みを分ける

人間は自分が問題を抱えていると、
同じような悩み事を相談されたときに動揺も困惑もせず、
まっさらな気持ちで話を聞くのが難しいものです。

一方で、カウンセラーはあらゆる話や質問に対して、
常にまっさらな気持ちで対応しなければならない立場にいます。

そのため、私は自分の身に何か問題が起きた時は、
できるだけ早く解決して気持ちを落ち着かせようと
心がけています。

たとえば、

「子どもが反抗期でどう接していいのかわからなくて・・・」

という相談をもちかけられたときに、
ちょうど自分も同じ問題に直面していたら、
とたんに自分の悩みが頭をもたげてくるわけです。

そうすると、
相談者の悩みを聞くつもりでいた頭が、
自分の悩みに支配されてしまい、
客観的な立場でその人の話を聞けなくなってしまいます。

それどころか、
相談者より自分の家庭の方が深刻な状況だったら、
「うちなんてもっと大変」などと、
つい言ってしまいかねません。

「それくらい大丈夫。恵まれているほうだよ」

という憤りの感情がわいてきてしまうこともあるでしょう。

そうなってしまったら、
承認や共感とは程遠くなってしまうばかりか、
聞き役として冷静な気持ちで話を聞くのが
困難になってしまいます。

私は仕事としてクライエントの話を聞かせて頂いているので、
たとえその人が抱える問題と同じような問題を自分で抱えていても、

それによって感情が乱されたり、
自分の問題を「私もですよ」と言わないようにしています。

しかし、そうはいっても、
訓練や知識を身につけていない方には難しいのも事実です。

気持ちが乱されたり、
自分のほうが大変だと口にしてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、
話をきくことを一度中断することをおすすめします。

また、人から相談されたり愚痴を聞かされたときには、
感情移入しすぎてしまうということもあると思います。

相談者は相談者なりに精一杯頑張っています。

はげまし上手になるには、
「相談者の悩みと自分の悩みを分ける」
ということを心に留めておいてください。

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今回の内容は、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。

「はげます技術」著:あさくらゆかり


◆編集後記

本が自宅に届きました。

封を開ける時のドキドキわくわく感がすごかったです。

出版活動に約8か月を費やし、
ようやくここまでたどり着きました。

僕一人では何もできなかった。

出版社をはじめ、イラストや校閲、印刷などに携わってい頂いた方々、
本当にありがとうございました。

お会いした人は限られていますが、
多くの方のご協力があり、
出版できたことをうれしく思います。

2冊目は・・・

少し疲れたので、休養をとってから考えますね。

●書籍「なんとなく生きづらいがフッとなくなるノート」
(2019/7/22発売予定)
http://www.amazon.co.jp/dp/4295403210



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

●過去の記事を読みたい方はこちら
http://www.kokoro-str.jp/category/1420018.html

第516号(2019年7月12日)

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