正論は悩みの本質を見えなくする

「彼が奥さんと別れてくれなくて、すごくつらい」

不倫をしている友人にこんなことを涙ながらに言われたら、
あなたは何と答えるでしょうか?

妻子ある人とつき合うからこんなことになるんだ!
という思いでいっぱいになり、

「不倫なんて先のない恋はやめて、独身男性を探した方がいい」

「こうなることは最初から目に見えていた」

などとチクリと言いたくなりますか?

こんな展開になるのはしかたがないこと、
自業自得といら立ちを覚える人もいるかもしれません。

けれど、ここでそれを言ってしまったら、
友人はそれ以上何も言えなくなり、
話は終わってしまいます。

不倫が道徳的にも法律的にも許されないということくらい
誰だってわかります。

重要なのは、わかっていながらもやってしまう、
あるいは、やめられない事情や心境に着目し、
友人の味方になることです。

人間は必ずしも、間違っていることはしない、
正しいことだけをするという生き物ではないはずです。

私もそうですが、わかっているけどやめられない、
正しいことだろうけどできない。
ということはあります。

許されないことをしてるのだから、
誰かに話したら批判されるのは本人も十分わかっている。

そういったことが、
多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。

それでも、気持ちを暴露せずにはいられないのはなぜか。

それは、
今のつらい気持ちや悲しい気持ちを聞いてほしい、
共感してほしいからにほかなりません。

私は、人から相談を受けたり、
愚痴を聞かされたりするにあたり、
話の内容が正しいか正しくないか、
善か悪かということは気にしません。

わざわざ正論を言う必要はないと考えています。

これは別に、犯罪を後押ししなさいとか、
間違ったことを応援しなさいということではありません。

正論はその人を追い詰めるだけでしかなく、
気持ちに寄り添うには邪魔になるという意味です。

また、正論にこだわるあまり、
その人が本当に話したいことや心境が
見えなくなってしまうこともあります。

ですので、
相談者を否定したり正そうとするのではなく、

正論はひとまずおいといて、
言葉の裏側にある心境をくみ取るように努めてみると、
相手を元気づけられるようになります。


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今回の内容は、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。

「はげます技術」著:あさくらゆかり(サンマーク出版)


◆編集後記

お盆休みに親戚と集まり、
久しぶりにひどい飲み方をしてしまいました(>_<)

特にワインが効いたのか、途中の記憶がありません。

二日酔いもひどかったですね。

次の日が休みだと、気がゆるんでしまうようです。

もう若くはないから、お酒はほどほどにしないとですね。


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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

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第521号(2019年8月16日)

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