深い川はゆっくり流れる

「小さいやかんはすぐにわきたつ」という諺があります。

小人物ほどすぐにカッカ怒り出す、という意味です。

これと似ているのが、
「浅い川はせわしく流れ、深い川はゆっくり流れる」
というのもあります。

テキパキとスピーディーで活動的な人は、
その成果が誰にとってもわかりやすい。

ある種の才能や才気をもった人なのでしょう。

頭の回転が速く、行動力もあるので、
早くに頭角を現し、脚光をあびる。

時の人となったりもします。

ところが時間が経過すると、
無惨にも失脚していることが珍しくありません。

才にまかせて突っ走り、
なにかのひょうしに大きくつまずいてしまうのです。

自分の才に溺れてしまい、いってみれば、
人間にちょっと深みが足りなかったのかもしれません。

これに対して、立ち居振る舞いがゆったりとしている人は、
一見、ちっとも成果をあげてないように見えます。

しかし実は懐に深い考えを秘め、
着実に大きな目標に向かって進んでいます。

小さなやかんはすぐにわきたつけれど、
おおきなやかんはわきたつまでに時間がかかるわけです。

こう比べて見ると、
誰しも小さなやかんより大きなやかん、
浅い川より深い川をめざしたいと
思うのではないでしょうか。

器を大きくするのは、時間がかかります。

自分の行動や話しぶりがせわしくなったな、
と気づいたら、
意識的にゆっくりと間をとってみてもいいでしょう。

セカセカした行動にブレーキをかけ、
ひとまず慎重に、さまざまなことに思いをめぐらせてみるのです。

そういえば、
あらゆる礼儀作法は「ゆっくりと優雅であること」が基本です。

セカセカとせわしない作法はありません。

器を大きくするコツを先人は心得ていたのです。

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今回の内容は、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。

「ゆっくり力」でいい人生をおくる 著:斎藤茂太(新講社)


◆編集後記

調子が良かったので、週2走りを週5走りにしたら、
膝が痛くなってしまいました。

ケアをしっかりしていなかったというのもありますが、
週3くらいにすればよかったのかもしれません。

一気にやってしまうところが、
僕の欠点ではあることは自覚しています。

しかし、何度同じことを繰り返すのか・・・

「ほどほど」、というのが難しい。



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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

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第526号(2019年9月20日)

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