「共依存」という危険な底なし沼

パートナーがアルコール依存症やDVなどの問題を抱えていて、
まわりから「あんな人とは別れなさい」としきりに言われるカップル。

彼らは「共依存」に陥っている可能性が考えられます。

共依存とは、お互いに依存しあう関係のことを指し、
親子や夫婦などにもみられますが、恋人同士にも多くみられます。

恋人同士は最適な距離をとるのがもっとも難しい関係かもしれません。

情緒的に結ばれながらも、
夫婦ほどの絆やあうんの呼吸もまだ築けず、
しかし友だちよりもずっと親密です。

そんな「恋人」という関係性に過剰に感情を左右され、
依存してしまう人は少なくありません。

共依存の人々は、「相手の問題を相手の問題」
としてとらえられず、

自分の問題のように解決に身を削り、
相手の反応が自分の期待したとおりでないと憤りを覚えるなど、
相手と自分との境界線があいまいで、
同一化してしまっていることが多いです。

また、DVの加害者と被害者の関係や、
アルコール依存症の患者と支援者の関係などにもみられるように、

相手の問題を改善しようとしたり、
相手を擁護したりする行為によって、
自分の「存在価値の確認」を繰り返しています。

共依存に陥りやすい人は、
自己の確立がきちんとできていない場合が多く、
さらに自尊心の欠如や自己肯定感の低さが目立ちます。

周囲は別れたほうがいいと強くすすめるけれど、
何かと理由を探して別れないのが典型的なパターンです。

DV被害女性が避難先のために駆け込む施設があるのですが、
そこの活動に携わったある方がおっしゃるには、

一時的に避難したあとにDV加害者であるパートーから
完全に離別するのは一割以下で、
ほとんどの被害者が加害者のもとへ戻っていくそうです。

別れない理由はいろいろあるのでしょうが、

「共依存におちいっているがゆえに」

というカップルも大いにいらっしゃるでしょう。

ただ、共依存の関係が必ずしも悪いものではなく、
それが幸せな関係であるとお互いが納得しているのであれば
問題ありませんが、

もし、どちらかが犠牲を払っているのであれば、
改善したほうがよいでしょう。


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今回の内容は、以下の書籍を参考にさせて頂きました。
ありがとうございます。

「はげます技術」著:あさくらゆかり(サンマーク出版)


■編集後記

朝のちょっとした楽しみで、
「朝ドラを見て、仕事に行く」というのが、
習慣になってきました。

朝の8時に始まるので、
それまでには食器を洗って、洗濯物を干して、身支度をして・・・

という感じで、
生活にメリハリができてダラダラしないのもいいです。



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今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

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