攻撃的な自分を制御する方法

先日予告しましたとおり、
明日(29日、金曜)の朝8時には、
例の企画を発表できそうです。

ご関心のある方は、
楽しみにしていてくださいね。


今日は、
ある教師の教師生命にかかわる
深刻な悩みと、
その解決方法をご紹介します。


コロナ問題の影響もあり、
子どもに攻撃的になってしまうときが
度々あるという教師が、
カウンセリングルームに来られました。

何度言ってもマスクを外してしまったり、
不謹慎なイタズラをくり返すなど、
言うことを聞かない子どもが多くいて、

そんな思い通りにいかない毎日に、
子どもたちへの接し方が攻撃的に
なってしまうのをわかっているのに
止められない・・・



そういったお悩みです。



このご時世、
こちらが体罰だと思っていなくても、

子どもが体罰だと訴えれば、
すぐに懲戒処分になります。


まさに、
教師生命が危うい状態で、
自分自身をコントロールできなくなって
しまっているわけです。

幸い、この先生は、
体罰まではおこなっていませんでしたので、
僕はこんな解決方法を
ご提案しました。


それは、


「(その行動をとった時の)
先をイメージして、
その際の感情を疑似体験してみる」


という方法です。


例えば、

「言うことをきかない子どもに
攻撃的な態度をとってしまったら、
最悪どうなるか・・・」

を、イメージしてみます。


・体罰とみなされ謹慎を受ける

・今の学校には居づらくなる

・噂があっと言う間に広まる

・どんなに今まで「いい先生」だと
思われていても、全てを失うことになる・・・



そんな最悪の状態には
誰もが耐えられないでしょう。

そこにはとてつもない苦しみや
恐怖があります。

その、イメージしたつらい感情が、
行動の抑止力になるのです。



最悪のパターンをいくつか
イメージしたら、
今度は、子どもに穏やかな態度で
接している良いイメージをします。


録画を上書きするような感じで。


人間の心理は、
後に感じた気分の方を
強く記憶する特徴があるので、

この方法は、


「最悪のイメージ⇒良いイメージ」


の順番で行うことがポイントです。



ただ、どうしても気分が晴れない
ようであれば、

自分のためにも、
子どもたちのためにも、
休養が必要かもしれない。


という内容のことは、
数回のカウンセリングの中で
伝え続けました。


その先生は、休養することも
ひとつの選択肢だと
開きなおることができ、

また、さまざまな心理療法を
自分自身におこなった努力のかいもあって、

穏やかな本来の自分自身を
取り戻すことができました。




今回のお話は、ある教師の
カウンセリング事例でしたが、

親と子供の関係で
自分自身を制御できなくなっている
というお悩み(特に母親)は
増え続けています。


大切な人を傷つけて
しまわないためにも、

自分自身を制御する方法を
身につけることは
必要かもしれませんね。



今回の話はこのあたりにしまして・・・



明日、
僕から皆さんに発表する企画は、

生きづらさを根本的に解決する
ための提案でもあります。


明日の朝8時に発表しますので、
ご関心のある方は
楽しみにしていてくださいね。

 

第569号(2020年5月28日)

→メルマガ登録はこちら

▲このページのTOP(目次)