いつも重い女になってしまう

人間の欲望は留まることを知りません。

お金持ちはいくら稼いでも満足できず、
財産を更に増やすために一生を費やします。

恋愛についても同様のことが言えます。

愛を求め続ける人は、
どこまでいってもなかなか満足できないようです。

そして、破局が起こる例も多いのです。


たとえば、あなたが相手の愛を要求しすぎたとき、
相手が疲れてしまうのはごく当然の成り行きです。

あなたの気持ちが強すぎて、
お互いの気持ちのやりとりにアンバランスが生じ、
相手は重苦しくなってしまうのです。

これを、相手の愛のレベルが下がったとして、
責めてしまってはいけません。

相手の愛情表現が希薄になったと感じたら、
まずあなた自身が「相手の愛」を求めすぎていないかどうかを
ふりかえった方がいいでしょう。

あなたが相手に求めた分だけ愛が欲しいと思うのも
やはり一方的すぎます。

相手は普通にあなたを愛しているつもりでも、
あなたの要求のレベルの高さに、
つい構えてしまっているのかもしれません。

これがきっかけで愛が冷めてしまうこともあるのです。


では、相手があなたの「愛の要求」にきりなく応えてくれるときは
問題がないのでしょうか。

やはりこれも不自然な形といえるでしょう。

あなたは相手からの愛におぼれ、一時の絶頂を過ぎたときに、
普通の愛では満足できなくなってしまうからです。

相手も心底疲れてしまうかもしれません。

愛されたいという気持ちが強ければ強いほど、
あなたは決して満足することはできません。

この無限のループにはまりこんで
破局をまぬかぬように注意が必要です。


100%の愛を求めないことが大切です。

ほどほどに、がいいのですが、
そうは言っても、愛が最高潮に高まっている時には、
大きなお世話と思われるかもしれません。

ですが、
その愛を大切にしたいのでしたら、ほどほどが肝心なのです。

「彼女と別れました。理由ですか?そうですね・・・」

「なんとなく一緒にいると疲れてしまう」

という男性は多いのです。


◆編集後記

2016年のメルマガは今回がラストです。

2010年から始めたメルマガも7年間続いています。

僕が週1回ほぼ休みなく発行し続けてきたのは、
困っている人のお役に立ちたいというのもあるのですが、
自分自身を厳しく律するためでもあります。

でないと、なまけ心が勝ってしまい、すべてが崩れてしまい、
無職だったあの頃に戻ってしまうかもしれないという
「怖れ」があるからです。

つまり、メルマガを続けている行動の原動力が「怖れ」なんですね。

できれば、2017年は行動の原動力を「愛」にしたいなあ。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第384号(2016年12月30日)

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正しいかどうかにこだわってしまう悩み

「私が言っていることは間違ってないですよね」

「何が正しいかわからないんです」

このように、カウンセリングでは、
正しいかどうかということが、よく話題になります。

それだけ「正しくなければならない」と思いこんで
つらくなる人が多いと言うことです。


ところで、「正しい」とは誰がどうやって決めるのでしょうか?

常識は国や文化によって違います。

A国ではマナーとされているふるまいが、
B国では無礼な行為になることもあります。

上司や親は、年や立場は上でも一歩離れて見ればただの一市民です。

神様も宗教ごとに存在し、教えもさまざまです。

結局、何が正しいかなんて、
誰にも決められないのではないでしょうか。


そんな実体のないものを判断基準にしようとしても
わからないのはあたりまえです。

あえて言うなら、「正しさを判断基準にする」ことが正しくない、
と言えるかもしれません。

また、正しい・正しくないにこだわるということは、
常に物事を評価しようとしていることのあらわれです。

しかし、この「評価する」ということがくせものなのです。


私たちは、
小さい頃はお行儀のよしあしで、
子供の頃は学校の成績で、
大人になれば仕事の成果で、

女性であれば女らしさ、
男性であれば男らしさなどで
ずっと評価され続けてきました。

いつのまにか、評価されることがあたりまえになり、
いい評価をされることが「自分の価値」を高めることだと
思い込んでしまっているのでしょう。

学校や職場では成績をつけるシステムがあるので、
評価されることは避けられません。

しかし、それはあなたの人間性に対してのものではなく、
与えられた役割に応えられているかどうかに対してのものです。

上司は仕事として部下の仕事ぶりを評価しますが、
それは役割上義務でおこなうものです。

個人的な権利や趣味でやっているのではありません。


評価するというのは、
システムの中で評価をする立場になっただけです。

その場合、評価することは仕事であり、
多くは報酬がともないます。

つまり、評価するということは、
それほど特殊でストレスを感じることなのです。

そんなことを、頼まれてもいないのに、報酬ももらえないのに、
自ら積極的にとりいれて自分を苦しめることはありません。

評価する・されるのは、仕事中だけで十分です。

プライベートは評価から解放されて、
大いに自由に楽しみましょう。


◆編集後記

娘の高校受験まであと1か月を切りました。

本人なりの行きたい高校があって、そこを目指しています。

今の実力なら余裕で合格するはずなのですが、
何があるかわからないのが受験。

娘が一番プレッシャーを抱えているとは思いますが、
僕たち家族もかなりのプレッシャーを抱えています。

親になって初めて分かった感覚です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第383号(2016年12月23日)

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「協調性のある人」になるための思考術

よく、

「私と彼の関係は100%うまくいっていますから」

「わが社の人間関係は100%の信頼の上に成り立っている」

「うちの息子のことは100%わかっているつもりです」

などという発言を聞くことがあります。


少し考えればわかることですが、
人間関係に100%などあるはずがありません。

100%相手のことをわかり、二人の関係が完璧だと思えることは、
自分と相手を同一視していることです。

「私がこう思うのだから、相手もこう思って当然」
というおごりが絶対の自信につながるのでしょう。

こういう思い上がりは、
わずかでも相手が自分と違う意見を持った時に
「裏切られた」という失望感に変わってしまう怖れがあります。


絶対の自信があったからこそ、

「恋人に裏切られた」
「部下のことを人間と思っていない上司」
「うちの子は変わってしまった」

というように大騒ぎしてしまうのです。

こういう人たちには、
100%か0%のどちらかしかないのでしょう。

人間関係に絶対とか完璧ということはありません。

人間対人間のことですから、
今日うまくいっていた関係も明日はどうなるかわかりません。

そういうものですし、だからこそ人づきあいは面白いのです。


100%を目指すから、疲れ、失望し、相手を憎み、
自信喪失になってしまうのです。

お互い生身の人間なのですから、
80%くらい上手くいけば上々という柔軟さが必要です。

残りの20%は、お互いの個性の違い、
嗜好の違いくらいに考えればいいのです。

相手と合わない20%をどう折り合いをつけていくか、
これこそが人間関係の大切なコツであり、
そういうことができる人を「協調性のある人」というのです。


◆編集後記

2016年もあとわずかになってきました。

毎年のことではありますが、年賀状がぎりぎりになってしまうので、
今年は早めに書いておきたいところです。

といいつつも、毎年ぎりぎりになってしまいます。

意志が弱いなあ、と感じます。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第382号(2016年12月16日)

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思い込みが激しく、物事を悪い方へ考えがち

ストレスが強い人のお話を聴いていると、

「うーん、思い込みが激しいなあ。
 これではストレスがたまってさぞかし辛いだろうな・・・」

と納得してしまうことがあります。

ストレスになりやすい人の考え方に共通していることは、
「事実より自分の信念や想像を信じてしまう」
というところです。


例えば、パートナーが家事を手伝ってくれず
非協力的で頭にくるという訴えも、

よくよくお聴きすると、

ただ「もっと手伝ってよ」と言うだけで、
具体的に何をどう手伝ってほしいのかというお願いができておらず、

頼み方を変えてみたら
意外とあっさりやってもらえたというケースは多いものです。


あるいは、
上司のあたりがきついのは自分のことを嫌っているのではないか
と不安になるケースも、

実は上司があなたの実力を脅威に思って、
ひがんでいるためということも十分に考えられます。


このように、
ある状況のとき、「こうに違いない」「こかもしれない」と
自分で勝手に相手の気持ちを決めつけて
どんどん自分を追い込んでいく傾向のある人は、
次の例を参考にしてみてはいかがでしょう。

コップに水が半分入っているとき、
思い込みの激しい人は悲観的に「あと半分しかない」
ととらえることが多いようです。

このくせを直そうとすると、つい「まだ半分もある」と
楽観的にとらえなければならないと考えがちです。

しかし、一番ラクなのは、中立の「半分ある」という

何の解釈も加えないとらえかたです。


どんなに想像に確信があっても、想像は想像にすぎません。

他人の気持ちは本人に確かめなければ
本当のところはわかりませんし、

事実関係も証拠を確認しなければ確かなことはわかりません。

想像にかけるエネルギーは、
事実確認に使うほうがよほど現実的で効率的です。

もしかしたら、
事実はあなたが思うよりずっとやさしいのかもしれません。


◆編集後記

6年間かかりましたが、
ハーフマラソン、30キロ、フルマラソンと目標をクリアーしました!

次の目標は短距離走です。

現実的にマラソンではどう頑張っても目立つことは難しいです。

でも、
短距離なら競技人口が少ないのでまだ目立てる可能性はあります。

どうせやるなら注目されたいですからね。

気持ちは、高校時代のままかもしれません。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第381号(2016年12月9日)

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悪いクセをやめられない

お酒、たばこ、買い物、ギャンブル、スマホ、浮気など
やめたくてもやめられずに、
「もしかしたら依存症かも」と思っているものはありませんか?

依存症かどうかは、やらずにいようと思えばいられるかどうか、
それを楽しんでできているかが一つの目安になります。

これをストレス解消のための手段としていると、
だんだん量が増え、依存していってしまうので注意が必要です。


例えば、お酒の場合、食事と一緒もしくは食事の前後に
味わって楽しんでいるなら問題はありませんが、
ほとんど食べす、ただ酔うためだけに飲むようになると問題です。

特に、寝酒をすると眠りが浅くなって睡眠の質が下がります。

また、知らないあいだに量も増え、
依存症に結びつきやすいので絶対にやめてください。

睡眠薬のほうが安全です。


買い物に関しては、
コンディションがよくないといい買い物ができないことは、
多くの女性が経験していることだと思います。

ストレスによる衝動買いは、その時はよくても、
結局買った物を使わなかったり、

ひどいときは包みから出すこともしないなど、
本当は必要なかったというものがほとんどではないでしょうか。

ただ、その行為を無理に抑えつけようとしても、
ストレスの原因が分からないと、
他の依存行為が始まるだけになってしまいます。

ですから、もしこれは依存かもと思ったら、
その行為をやめようとするのではなく、
ストレスのもとを減らすことを考えましょう。


依存症は人間関係で満たされない「寂しさ」が
もとになっていることが多いので、

まずは、今の人間関係で満たされているかどうかを点検し、
もし満たされていないと感じるようなら、
どうしたらいいか考えてみてください。

特に、プライベートの時間を快適に過ごせているかどうか、

必ずしも誰かと何かして過ごすということではなく、
一人でも幸せに過ごせることを大事にしましょう。
    

 

 


 

◆編集後記

先日ある駅伝大会に助っ人として走ってきました。

1.5Kを5分20秒!

練習ではどんなに頑張っても5分40秒だったので
大幅な社会人自己ベストです。

前の区の選手が3位できたので、順位を落としてはいけないという
責任感が生じたのがよかったのかもしれません。

自分だけとなったら、こんなにいいタイムで走れなかったと思います。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第380号(2016年12月2日)

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役に立たないと存在価値がないと感じてしまう

カウンセリングをしていてこの頃気になることがあります。

それは、「人の役に立って喜んでもらう」ことが
自分の存在価値だと思い込んでいる人が多いということです。

「役に立って喜んでもらう」というのは、言いかえると
「他人から必要とされている」ということですが、

役に立って必要とされることが自分の存在意義だと思っていると、
「人の役に立てていないと自分には存在価値がない」
と思うようになってしまいます。

そうすると、どんなに自分が苦しくても、
他人に必要とされ喜んでもらうことを最優先するようになります。

自分のケアは後回しにして、他人の顔色を伺い機嫌を取るのです。


こんなふうに他人に一生懸命気をつかっていると、
他人の顔色には敏感に反応するようになりますが、

反面、自分の気持ちの変化には気が回らなくなり、
だんだん感覚が鈍くなってしまいます。

そして、
気がついたときには自分の気持ちや欲求がわからなくなっており、
自分がどうしたいのか、何のために生きているのか、わからないという
無気力に襲われてしまうのです。


人の役に立ち、喜んでもらえるのは素晴らしいことです。

誰かから必要とされれば自分の価値を感じられます。

しかし、誰かの役に立って誰かに必要とされることだけが
生きている価値かといえば、決してそんなことはありません。

一番大事なのは、自分で自分の役に立ち、
自分を必要とすることです。

最近は、看護師の方からのご相談も多いのですが、
共通しているのは、

真面目すぎるほど真摯に仕事に取り組んでいるものの、
ご自身のケアについては意外と無頓着で、
仕事以外の楽しみが少なくストレスをため込んで苦しんでいることです。


おぼれている人を助けるときも、
まず自分の安全を確保してからと言われています。

そうしないと、最悪共倒れになってしまうからです。

長くいい仕事をするためには、
日々のコンディション作りは欠かせません。

具体的にはどうしたらいいかというと、
今まで他人に対してしてきたことを、自分にしてあげるだけです。

自分の気持ちの変化に気づき、自分のしたいことをして、
なるべくなら、したくないことをしないようにする。

そうして、自分をできるだけ喜ばせてあげましょう。

   

◆編集後記

 

人生初!自転車のパンクを直しました!(^^)!

かなりの時間を要しましたが、やればできるもんです。

動画でイメージトレーニングをしておいたのが
よかったのかもしれません。

本当に便利な時代です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第379号(2016年11月25日)

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芯のある自分になるために大切なこと

考えすぎて困るという人がいる一方で、
あまり物事を考えないという人もいます。

しかし、あまり考えないもの困りものです。

なぜなら、日頃から考えていないと、
いざというときにも考えることができないからです。


いざというのは、
人生において重要な決断を迫られるようなときのこと。

例えば、進路を決めるとき、誰かと付きあったり別れたりするとき、
結婚や離婚を決めるとき、転職するかどうか決めるとき、などなど・・・

まわりの人はそれぞの立場で好きなことを言いますから、
自分の考えがないと、どうしたらいいかわからなくなってしまいます。

いくら親身になって相談に乗ってくれている人がいたとしても、
最後は自分でしっかり考えて決めないと、決めた事に責任が持てず、
もしうまくいかないとずっと後悔することになります。


あまり考えないと言うことは、
自分のことをよく知らないということです。

自分のことを知らないと芯ができません。

自分の中に芯がないと、まわりに影響されやすくなり、
すぐにぶれてしまいます。

Aさんの言う通りにしていたのに、
Bさんにまったく違うことをアドバイスされたら
大混乱に陥ってしまいます。

また、占い依存となって、
決めなければならないことは占いのとおりにするという人もいます。


物事をあまり深く考えない人は、
思いつきでその場しのぎ的にやり過ごす傾向があります。

また、どこか地に足がついておらず、
絶えず焦っているような印象があります。

きっと、本人も芯のあるぶれない自分になりたいと、
思っているのではないでしょうか。


そのためには、とにかく考える練習を積み重ねるしかありません。

何をするにも、一つ一つ自分はどうしたいのか、
なぜそうしたいのかと考えましょう。

一番手軽なのは、
毎日何を着るか、何を食べるかについて考えることです。

今日はどんな格好をしたい気分か、何色がいいか、
今お腹がすいているか、何を食べたいかなど、
自分の気持ちや欲求に耳を傾けることです。

さらに、その理由を3つ以上考えるようにすると
とてもいい訓練になります。

自分のことを深く考えることを続けると、
芯ができてぶれにくくなります。

ただ、芯のある人は、考えることはほどほどにしましょう。

あまり自分のことを深く考えすぎると、
苦しくなってしまうこともありますから。


◆編集後記

先日、「さいたま国際マラソン」で
人生初のフルマラソンを走ってきました!

3週間前に風邪をひいてしまい練習不足で本番を迎えることに・・・

走る前から、なんとなく嫌〜な予感はしていました。

案の定、20キロから歩く走るを繰り返し、ラスト10キロは地獄でした。

逃げ出したかった〜。

何度リタイヤしようと思ったことかわかりません。

でも、最終関門をぎりぎり突破し、何とか完走。

今は正直、もう走りたくないと思っていますが、
また気持ちが盛り上がったらリベンジしたいです。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第378号(2016年11月18日)

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自分が何がしたいか分からない

自分の気持ちがわからない人は、
自分が何をしたいのかもわからないことが多いものです。

そのため、「あなたはどうしたですか?」
と聞かれると本当に困ってしまいます。

私のカウンセリングを受けていただくクライエントさんにも、
こういった方は多いです。


自分の気持ちや欲求がわかないのは、
生まれつき能力がないからではなく、

自分の気持ちや欲求をしっかり聴いてもらえる機会に
恵まれなかったからです。

経験が少なければうまくできないのはあたりまえです。

つまり、今からでも練習をかさねて経験値を上げていけば、
いくらでも上手にできるようになるということです。

ただし、練習相手は自分です。

子供であれば親や先生などの大人に
上手に聴きだしてもらえるかもしれませんが、

大人になるとそうはいかない場合が多いです。

一人で聞き役と話し役の二役になり、

「本当はどういう気持ちだった?」

「本当はどうしたかった?」

などと自分に問いかけてみましょう。


慣れないと自由に答えるのは難しいので、
初めのうちは、

「怖かった?恥かしかった?悲しかった?悔しかった?」

「違うって言いたかった?」

「相手をひっぱたいてやりたかった?」

などと、選択肢をいくつか投げかけ、少しでも近いものを選び、
それを掘り下げてぴったりとした言葉をみつけていくといいでしょう。

あるいは、日常で目についたものについて、

 ・どう思うか?

 ・好きか嫌いか?

 ・その理由は何か?

などと、自問自答の練習も効果があります。


◆編集後記

体力の衰えを感じます。

風邪が2週間も続きました。

特に咳はつらかった〜(+o+)

若い頃は3日もあれば回復していたのですが・・・

1年半ぶりの風邪とはいえ、気をつけた方がいいですね。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第377号(2016年11月11日)

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他人に期待しなければ、失望することもない

人間関係における失望は、なぜ生まれるかというと、
相手に対する期待があるからです。

心理学的に分析すると、失望感というのは、
「期待の量」と「現実とのギャップ」によって生まれます。

たとえば、あるテストを受けて100点を期待していたのに、
95点だったとしましょう。

95点というのはかなりの高得点です。

にもかかわらず、100点を期待していた人は、
大いに悔しいと思うのです。

現実が期待にそぐわないと、私たちは不快感を味わってしまうのです。


この原理は、人間関係にもあてはまります。

仕事ぶりに期待し、いろいろと世話を焼いてあげたにもかかわらず、
思うような成果をあげてくれない部下がいるとしましょう。

上司からすると、まったくガッカリな結果です。

しかし、だからといって部下を責めるのは間違っています。

部下のほうから、「僕をしっかり指導してください」
と頼まれたのであれば話は別ですが、
そうでなければ、上司がしたことはただのお節介です。

勝手にお節介をしておいて、
思うような成果があげられないからといって、
部下を責めるのは筋違いです。


あるいは、子どもが一流の人間になることを夢見て、小さな頃から、
箸の上げ下ろしまでをやってあげてきた親がいたとします。

けれども、子どもはごく平凡な学校を卒業して、
ごく平凡な大人になってしまった。

親としてみると、まったく残念な結果です。

だからといって、

「まったく、あんたは、お母さんが一生懸命になんでもやってあげたのに、
 どうして立派になってくれなかったのよ!」

と叱ったりするのは、やはりどこかおかしな話です。


結局、自分以外の他人には期待などかけないのが一番です。

そうすれば、期待が裏切られてガッカリすることもなくなるからです。


人間関係が上手くいかないなあ、と悩んでいる方は、

「他人が約束を破ったとき、感情的になって、
 ムキに怒ったりするのは大人気ないふるまいだ」

そう自分自身に言い聞かせてみてはいかがでしょうか。


◆編集後記 日本酒の熱燗がおいしい時期になりました!

冷や酒だと飲みすぎてしまいますが、
熱燗ならおちょこで少しずつ飲めるのがいいです。

ここ最近では、山口県で作られた、
「五橋」というお酒がとてもおいしかったですね。

全国に熱狂的なファンが多いらしく、スーパーではまず買えません。

デパートに入荷してもすぐに売り切れてしまうらしいです。

たまたま手に入り飲んでみたらこれが素晴らしかった。

香りが高く甘みが最初にきて、うまみの余韻が残るお酒。
作った人のこだわりと熱意を感じるお酒でした。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第376号(2016年11月4日)

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落ち込みやすくなかなか立ち直れない

もともと自信がなく、
何かというと自分にダメ出しをする傾向のある人は、

ちょっとしたことでも、
「やっぱり私はダメなんだ・・・」
などと落ち込む傾向が多いようです。

おそらく、無意識のうちに、他人と比べて、
優劣や勝ち負けを決めることが身についているのでしょう。


残念ながら、能力には個人差があります。

しかし、それが人の価値を決めるかというと、
そうではありません。

例えば、仕事ができることと人間性は必ずしも一致しません。

社会的地位のある人がパワハラをしてニュースになるのがいい例です。

あるいは、プライベートで結婚して、
子供がいれば「勝ち組」なのかといえば、そんなこともありません。

カウンセリングでも、結婚して子供がいる人のご相談は、
状況が複雑なだけにとても深刻です。

落ち込みやすい人は、
何かにつけ「こうあるべき」という非常に高い理想があり、

それに届かない自分はダメだと思って
落ち込むパターンがあるのですが、
これは、自己肯定感と関係があります。


子供のころに結果がでなくても、
頑張ったプロセスを認められた経験があれば、
むやみに他人と比べたりせず、自分なりのベストを尽くせばいいと
思えるようになります。

できることはやったのだから、
結果としてできなかったとしても、仕方がないと思えます。

しかし、結果でしか評価してもらえない経験をしていると、
どんなことでも結果を出さなければダメだと
思い込んでしまうようになりがちです。

しかも、中途半端な結果では満足できず、
常にナンバーワンをめざすようになるので、
たいていは挫折感を味わうことになります。

こんなことが続くと、結局自分はダメだという思いが強化されていき、
自分はだめだと落ち込むことに慣れてしまいます。

これが自己肯定感を低くしてしまう理由です。


このような傾向がある人は、今までのパターンを崩すために、
人と比べて自分にダメ出しすることを減らし、
頑張った自分を褒める練習をしてみてください。

人生は仕事ではないのですから、結果も評価も必要ないと、
自分自身に何度も言い聞かせてあげましょう。

やるだけやって、自分の思うような結果が出なくても、
自分なりに頑張ったら、大いに褒めてあげましょう。

そうすることで少しずつ自己肯定感が満たされていきます。   

 


 

◆編集後記

ついに本気になりました。

お腹のぜい肉が気になり、これはまずいという状態にまでなったからです。

腹筋ワンダーコアで週2回、20分ほどトレーニングを開始しました。

まだ1か月もたっていないので、成果は出ていませんが、
とりあえず3か月はこのペースを保とうと思います。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第375号(2016年10月28日)

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心に「グレーゾーン」の置き場所をつくろう

仕事でもプラーベートでも、
中途半端に未解決のままの問題がずっと続いているのがイヤ。

ということはないでしょうか?

そういう人は、一つ一つ白黒はっきりさせて、
ケリをつけていきたいという気持ちが強く、

自分が「モグラ叩きゲーム」のような状況に
はまってしまうことをとても嫌います。


心理学の用語で、「あいまい耐性」という言葉があります。

「あいまいさ」に対する態度と、ストレスの間には、
ある程度関連がありそうだとも言われています。

あいまいなものをあいまいなままにしておくことが
苦手な人もいるでしょう。

でも、世の中のたいていのことは、
あいまいでわかりにくいものです。


グレーゾーンは車でいうブレーキの
「あそび」のようなものです。

「あそび」が大きいと急ブレーキが効かずに危険ですが、
「あそび」が小さいとブレーキが効きすぎて、
逆に危険にさらされてしまうでしょう。

少しずつでも白黒つけていきたいというのは、
人として自然な気持ちだと思います。

ただ、研究結果によると、あいまい耐性が低い人は、
ストレスをより有害なものと認識してしまう傾向があるのです。

すべてをあいまいにする必要はありませんが、
自分にとってさほど重要でない問題は、
とりあえず今はそっとしておきましょう。

あいまいにしていい問題と、そうでない問題を、
紙に書き出してみてもいいかもしれませんね。

あいまいなものをあいまいにしておける心は、
ストレスにも強い心といえるわけです。


◆編集後記

食欲の秋です。

先日、我が家で「トマトすき焼き」をしました。

玉ねぎ、トマト、肉だけというシンプルなすき焼きですが、
これがまた美味しい。

アツアツのトマトがいいんですね〜。
お肉がさっぱり、どこまでも食べられます。

その後のスパゲティーも最高です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第374号(2016年10月21日)

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「怒り方の作法」

「いつ、どう怒るべきか、わからないんです」

管理職になって数年という40代の女性からの相談でした。

仕事では大抵の状況は切り抜けられる知恵を持っている、
温和な性格の女性です。

それが、部下を指導する上で、
時には怒ることも必要ではないかと考えていると言うのです。


人を怒るというのは、覚悟がいることです。

時には、退路を絶つ思いで怒る場面もあるでしょう。

ただ、毎回、毎回、
バンジージャンプを飛び降りるような気持ちで怒っていては、
怒る側も身がもちませんよね。

でも、大丈夫。

怒り方にもスキルがあるのです。


ポイントは、「誰が」ではなく、「何が」に対して話すことです。

例えば、
「あなたが間違っている」ではなく、
「お客様との納期の確認を詰めなかったことが、間違っている」
と話すようにしてください。

そして、上手に伝えるためには、次の4つの要素を押さえます。

(1)問題があった「具体的な事実」

(2)それによって生じた「具体的な影響」

(3)どんな「感情」が自分に芽生えたか

(4)「相手への尊重」を示す

具体的には次のような伝え方をすると、
相手も受け取りやすくなります。


(1)あなたがお客様との納期の確認を詰めなかった(具体的な事実)ことで、

(2)納期のタイミングがずれて生産ラインに支障が出ている(具体的な影響)

(3)私はとても残念だ(芽生えた感情)

(4)あなたはこの件についてどう思っているか、聞かせてほしい(相手への尊重)


こんな感じで話せば、伝えやすくなります。

初めのうちは慣れないと思いますので、
書き出して整理してから伝えてもいいかもしれませんね。

感情的になって、
「何やってるの!あなたのミスよ!何とかしなさい!」
というのは簡単で、気分もすっきりするかもしれません。

ですが、尊敬される上司にはなれないと思うのです。

ワンランク上のレベルを目指すのであれば、
怒り方の作法は知っておいて損はありません。
  

 


 

◆編集後記

いつもはいているズボンがきつくなってきました(+_+)

そんなに食べているわけでもなく、運動もしている。

だけどもお腹のぜい肉がとれないばかりか、増える一方。

これは本気の対策が必要です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第373号(2016年10月14日)

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不安がいっぱいで押しつぶされそう

将来への不安、結婚ができない不安、
自分のことが分からない不安、人間関係の不安など、

不安についてのご相談は年々増えている気がします。

不安が強い人は、ほぼ例外なく想像力がたくましく、
自分の想像によってより不安になるという悪循環に陥っています。


例えば、Aさんにあいさつしたのに返事がなかったとき、

「無視された」「嫌われているのかな」などと
勝手にどんどん悪いほうへと想像がふくらんでしまうのです。

しかし、現実は、「Aさんから返事がなかった」ということだけ。

その理由は本人に聞かなければわかりようがありません。

もしかしたら、何かに気をとられて聞こえなかったのか、
あるいは、体調が悪かったのかもしれません。

だとしたら、あなたにはまったく関係がないということです。

それなのに自分のせいだと思い込んで落ちこんでしまったら、
それこそAさんから
「面倒くさい人」として敬遠されてしまうかもしれませんね。


不安の対処法は、不安から逃げず、何が問題なのかをみつけ、
その問題を解決するために適切な行動に移すことです。


しかし、不安が強い人はたいていこの逆をしています。

例えば、多くの人が考えすぎて不安にならないように
わざと忙しくして気を紛らわそうとしていますが、

それではいつまでたっても問題が解決しません。


不安は続いてもせいぜい20分程度と言われています。

過呼吸の発作もたてい20分くらいで収まります。

だからそんなに不安を恐れなくて大丈夫。

それより「今、私は不安を感じているんだなあ」と不安を認め、
何を恐れているのかを冷静に考えましょう。

実際に、不安のご相談でカウンセリングにいらっしゃる方の多くは、
何が不安なのかということが漠然としています。


例えば、「将来の不安」「結婚できない不安」について、

将来何が不安なのか?
結婚できないと何が不安なのか?

ということをお聞きしても、
たいて「よくわからない」と返ってきます。

人はわからないと不安になります。

将来が不安な人は、将来の何を恐れているのでしょうか?

お金のことか、健康のことか、孤独になることか、
「具体的な不安」にしてみましょう。

また、結婚できない不安とは、何を恐れてのことなのか、
結婚に何を求めているのかを、具体的にしてみましょう。

漠然とした不安を具体的な不安にすることで、
解決できないにしても、気分的には少しはマシになるはずです。    

 

 


 

 

◆編集後記

週2回の僕の楽しみ。

中3の娘が部活を引退したので、
ウオーミングアップだけですが一緒に走っています。

高校でも陸上を続けるらしいので、
かなり本格的な練習をおこなっています。

昨年は、一緒に走れていたのですが、
今年は娘のスピードについていけず・・・

体の衰退を感じています。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
   

第372号(2016年10月7日)

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心とカラダはつながっている

自分の緊張に気づいた時に、あなたはどうしていますか?

深呼吸をする人がいます。

手首や足首をブラブラ振ったり、
肩をグルグル回したり、
軽い体操をする人もいます。

ゆっくり汗をふきとる。

冷たい飲み物を一杯飲むという人もいます。

これらの多くは、あまり深く考えずにやっていることでしょう。

でもこのような対処策が、
単なる気やすめ以上に効果的なこともけっこうあるのです。


汗をふいたり水を飲んだりすれば、
カーッとほてったカラダが多少でも静まります。

ゆっくり深呼吸すれば、速く、浅くなっている息が整うでしょうし、
心臓のドキドキもおさまるかもしれません。

軽い関節の運動も、たぶん意識せずに、
その部位の緊張をほぐそうとしているからでしょう。

緊張するといつもお腹が痛くなるので、
お腹を冷やさないように着る物や冷房を気をつけるようにしたら、
だんだん気持ちまでラクになってきたという人もいます。

このように、緊張というのは、実際の現象として、
私たちのカラダのいろいろなところに起こる変化なので、

「カラダへのケア」が実は予想以上に効果的なのです。


私のカウンセリングでも、心理療法をおこなう前に、
ちょっとしたストレッチをするのはそのためです。

日々の生活の中で、心をほぐすのが難しくても、
体がほぐれて心がほぐれるのであれば、
そのほうが手っ取り早いのです。

なので、ちょっとしたストレッチ、軽い運動は、
心をほぐすために有効です。


心とカラダはつながっていますからね。


◆編集後記

「腹筋ワンダーコア」を買って3年目。

目につくところに置いてあるのですが、
なかなかやる気になれません。

トレーニングしたのは最初の1か月くらいでしょうか・・・

人は動機がないと動けないとはよく言われますが、
強制的にやらなければならない僕なりの動機が必要かもしれません。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第371号(2016年9月30日)

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つい人と比べて妬んでしまう

何かというと人と比べて妬んだりして、
落ち込んでしまい、

そんな自分が嫌で、
さらに落ち込んでしまうというお悩みはよくあります。

完璧な人はいないのですから、
人と比べ始めたらキリがなくなって、
自分の足りないことばかりがクローズアップされ、
どんどん自信がなくなってしまいます。

人と比べることは、「百害あって一利なし」ですが、
比べてしまうくせをやめるのは簡単ではないでしょう。


ですから、まずは、
比べてしまったあとの気持ちの整理の仕方を学びましょう。

感情というのは、しっかり味わうことで消化されるので、
「私は今妬んでるな」などと、
自分の気持ちを認めてあげることから始めましょう。

自分が幸せで満ち足りていれば、
他人と比べて妬んだりすることはありません。

他人のすごい話を聞いても、「へー、すごいなあ」と思うだけです。

あるいは、素直に「すごいじゃないか!かっこいい!」
と褒めることもできるでしょう。

しかし、自分が満たされていないと、
満たされている他人の話を聞くことが面白くありません。

その人のことを「ずるい」と感じたり、
自分のことを「負けた」と責めて落ち込んだりしてしまいます。

つまり、他人を妬むのは、
自分の満たされていない部分が刺激され、
それを手に入れられていない自分を責めていることの裏返しなのです。

したがって、自分の気持ちを認めたあとに、
何が満たされていないのか、それが本当にほしいのかどうかを
よく考えてみましょう。


例えば、けた違いのお金持ちの話を聞いても、
それほど落ち込んだり妬んだりはしないものです。

問題は、身近な人が手にしている、
自分でも手に入れられそうで手に入れられていないものです。

特に、経済的な問題や恋愛関係で問題を抱えている人は、
これらが満たされている人の話は穏やかでいられないでしょう。

自力ですぐに解決できないような問題を刺激されれば、
動揺するのはあたりまえです。


そういったときは、
自分の出来る範囲での目標を決めて、動き出すことです。

今は手にはいっていないけど、
目標に向かって頑張っているという実感が持てると、
気持ちに余裕が生まれて気持ちがラクになります。
    

 

 


 

 

◆編集後記

先日、久しぶりに妻とデートしました。

おいしいものが食べたいということで、
築地にお寿司を食べに行きました。

職人さんが握ってくれるお寿司は最高です。

たまごやきも1本100円と、リーズナブルでおいしかった〜。

楽しい1日になるはずでしたが・・・

途中で僕がお腹を壊して、久しぶりのデートが台無しに。

だいたいいつもと違うことをすると、こんな感じです。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
  

第370号(2016年9月23日)

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心を奪われるなら、好きな人にしましょう

「最近、イライラすることが多いんです」

カウンセリングでよくあるご相談です。


イラッときたとき、自分の心がどんな状態か、
考えたことはあるでしょうか?

怒っているときというのは、
その相手に自分の心を奪われてしまっている状態です。

よく「素敵な男性に心を奪われる」という言い方をしますが、
怒りの感情も同じなのです。


ムカムカしているときはおそらく、
怒りの原因になっている相手の言動を反芻しながら、
その相手のことばかり考えているのではないでしょうか。

自分が怒り狂っている相手に、自分の心を奪われてしまっている。

そう考えると、腹が立ちませんか?


ある企業の管理職についてる40代の女性から、
こんな相談を受けた事があります。

会社の上司の言動に毎回イライラしている。

先日も、やっと有給消化で休めたのに、

「あなたが休んでいる間、ハプニングがあって、みんなすごく大変だった」

と嫌味のメールが送られてきた。

大抵の場合は当たり障りなくさばいているが、
ただでさえ忙しいのに、こんなことで煩わされたくない。

という内容のものでした。


社員のモチベーションを下げる上司もどうかと思いますが、

彼女の状態は、そのイラッとくる上司に、
自分の心を奪われてしまっています。

上司の言動は、
一連の怒りのボールを投げ付けているようなものです。

そして、彼女はそれを拒否する権利があるにもかかわらず、
受け取ってしまっている。

だから、イライラと心を乱されているわけです。

尊敬できない上司に自分の心のハンドルを度々握られていては、
それは煩わしいですよね。

自分の心は、常に自分でコントロールしておきたいものです。


彼女のような問題が起きた場合、

まずは、
「相手の言動に自分の心を振り回されない」
と決めることが大切です。

上司には、メールで返事を書いておく。

適当な返信で、相手の気分を良くさせておけば済むことです。

それで終りにする。

相手から投げられてきた怒りのボールは、
受け取り拒否にかぎります。

心を奪われるのであれば、できれば好きな人にしたいものですね。

 

◆編集後記 「娘が家を出たらどうなっちゃうんだろう?」

僕と、妻の会話です。

夏休みの勉強合宿で5日間二人だけの生活でした。

ここまで長く娘が家にいないのは初めてでした。

今は中学生だけど、
もしかしたら高校を卒業したら一人暮らしをするかもしれない。

そうすると、僕と妻の二人だけの生活になる。

決して妻とは仲が悪いわけではないけれど、
お互いに一人で楽しめる時間も大事。

今から、寂しさを埋める何かを
探しておかないといけないのかもしれません。

子離れできるか心配です。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第369号(2016年9月16日)

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開き直りが人を強くさせる

悩んでいる人や、問題を抱えている人におすすめしたいのは、

「嫌なことは無理にやろうとしなくていい」

ということです。

会社勤めの人で、
「上司と上手くいかない」と相談にくる人がいます。

仕事上のこともあれば、なかには、とにかく肌が合わなくて、
一緒にいるだけでムカついて、どうしようもないという人もいます。

そんなときに私は、
「そんなにイヤなら一緒にいなければいいじゃないですか」
と少し意地悪っぽく言ってみることがあります。

そうすると、相談に来る人はまじめで、義務感が強い方が多いので、
たいていは反論してきます。

「いや、社会人なんだから、そんな子供みたいなことはできません」


たしかに人間関係が少しきまずくなったり、
評価が多少下がったりするかもしれません。

でも、それくらいでクビになることはないでしょう。


大事なのは、

「無理にやらなくていい」

「イヤならやめちゃってもいい」

と思ってみることです。

とりあえず考えてみるだけでもいいのです。


「いざというときには、あそこに逃げ道があるな」と、
確かめておくような感じです。

一度、「イヤなら、やらなくていい」と思って、
でも実際はそうもいかないと気を持ち直していろいろ試すうちに、
イヤだった上司とも、なんとかやっていけるようになるかもしれません。

人は開き直れると、今までできなかったことが
出来るようになることもあるのです。

「あれもこれもやってみて、やっぱりうまくいかない。
 どうしてもイヤだ」

そのときにはまた、

「じゃあ仕事上の最低限の付き合いだけに絞って、
 それでもなるべくきまずくならない方法を考えてみよう」

と考えればいいのです。

自分で自分を袋小路に追い込んでしまわず、
逃げ道を確かめておくことで、道は開けていくものです。

「開き直りが人を強くさせる」
これは、多くの方をカウンセリングしてきて感じることです。


◆編集後記

いまさらですが、当ルームのカウンセリングが
「スカイプ」で受けられるようになりました。

「何でスカイプで受けられないの?」という
ご要望が多くなってきたからです。

このお仕事をさせていただき8年目になりますが、
今までは「対面カウンセリング」にこだわってきました。

できるだけ直接お会いして、
人間と人間の生身の心のふれあいを大事にしてきました。

ですが、それは僕の自己満足であって、
本当の意味でクライエントさんの立場には立っていなかったのかもしれません。

◆スカイプカウンセリングはこちら
http://www.kokoro-str.jp/article/15444551.html


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第368号(2016年9月9日)

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どうしても許せない人がいる

過去、誰かに裏切られた、いじめられた、嫌がらせをされた、
無視された、陰で悪口を言われた、ハラスメントにあったなどで
つらい思いをされ、

今もフラッシュバックや人間不信で苦しんでいる方は、
少なくありません。

よく「相手を許しましょう」とか、
「許せばラクになりますよ」のように、
「許す」ことを推奨するアドバイスをみかけますが、

「許せない」と苦しんでいる人に
「許しなさい」と言うのは酷なことです。

誰かのことを「許せない」と苦しんでいる人は、
そんな自分のことも「許せない」と感じていることが多いものです。


その人たちに必要なのは、まず傷をおった自分を許し、
癒してあげることです。

自分の傷を癒すより先に、相手を許す必要はありません。

「許せない」と思ううちは、
無理に許そうと思わなくてかまいません。

誰かを許せないということは、それだけひどい仕打ちをされ、
深い傷を負ったということ。

それを、
「許さなければ」
「許せない自分は人としていかがなものか」

などとさらに自分を追いつめてしまったら、
傷が癒えるどころか悪化してしまいます。

心配しなくても、傷が癒えれば、
自然と相手のことは考えなくなります。

そんな相手のことなど、どうでもいいと思えるようになります。

その傷が癒えていなくて今でも許せないのですから、
まずは傷を癒してあげましょう。

ではどうやって心の傷を癒せばいいのかというと、
それは安心できる場で傷ついた当時のことを振り返り、

悔しかったこと、悲しかったことなど
「ネガティブな気持ち」をできれば言葉で明確にして、

泣きたければ泣く。

相手に言ってやりたいことがあれば、
目の前に相手がいると仮定して言ってみるなど、

自分を守るために封印していた未練の気持ちを
しっかり味わいつくすことです。


そして、

「あれだけひどい仕打ちを受けたのだから、
 傷ついて当然、許せないのは仕方ない。今までつからったね」

と自分に優しい言葉をかけてあげましょう。

他人を許すより先に、まず傷ついた自分を許すこと。

自分を許せて初めて他人も許せるようになります。


◆編集後記

娘の短距離練習につきあったら、足が痛くなってしまいまいた。

肉離れです(>_<)

とても痛いです。

歩くだけでも痛いです。

イメージは速く走れたいた高校時代なのに、身体がついていかない。

もどかしい気持ちでいっぱいです。

体力が落ちているという現実を、
受け入れられていないのかもしれませんね。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第367号(2016年8月26日)

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「自分でコントロールできること」に集中しよう

現実を直視し、対応策を考え、行動を起こす。

何かしらの問題や悩みを抱えているときに解決するコツです。

この過程で、あなたが抱えるモヤモヤが
まだすっきり整理できていないとなれば、

自分ではコントロールできないことが、
どこかに含まれているかもしれません。

自分でコントロールできることと、
自分でコントロールできないことを見極めるのも、
目の前の現実を直視することにつながります。

例えば、今いる会社では、
子どもを産んだ後に仕事を続けるのは無理だというのであれば、
それはあなたがコントロールできることではありません。

そこでやきもき心配はやめて、心配ごとをひとつ減らします。

その代わり、自分のキャリアアッププランを考え、

その会社でどこまで働くか、
子どもを産むときはどうしていたいか、
産んだ後はどうしたいか、

人生の選択肢を明確にします。


ほかにどんな選択肢があるか、違う会社でなら実現できるのか、
情報を集め、経験者に話しを聞き、対策を考えていくのが、
次のステップです。

自分でコントロールできないことは気にしない。

それよりも、
自分がコントロールできることにエネルギーを集中していくのです。

その方が有意義な人生を送れると思うのです。

 

◆編集後記 10月スタートの
「売れるカウンセラー養成講座」の募集を開始しました。

カウンセラーになりたい方、
カウンセラーとして開業しているけど集客で困っている、
という方の養成講座です。

定員が3名と限りがございますので、お早めにご予約くださいね。
http://www.kokoro-str.jp/category/1995032.html


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第366号(2016年8月18日)

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緊張をやわらげる方法

私のカウンセリングルームには、「緊張して困る」
というお悩みが多いのですが、

今日はちょとした目のつけどころといましょうか、
発想の転換のようなことをご紹介しましょう。

それは、「緊張しないようにしよう」とあまり思わないほうがいい、
ということです。


人間の心身というのはなかなかデリケートにできていて、
不思議なことに「緊張しないように」と思いすぎると、
かえって緊張してしまうことがよくあるのです。

大事な会議で自分が発表するときや、
失礼があってはいけない相手との食事の席などで、
「緊張しないように」「緊張してはいけない」と思えば思うほど、
ますます緊張してしまったという経験はないでしょうか?


そのひとつの理由として、
「精神交互作用」と呼ばれる現象があります。

たとえば、緊張すると顔が赤くなる人がいます。

「今日は大事な会議だから、顔が赤くならないように」
と思うと、意識が自分の顔に向いて、周りの目が気になってきます。

みんなが自分の顔を見ているように思えて、
自分でも顔が熱くなってくるのがわかります。


これではいけないと思えば思うほど、よりいっそう人目を意識して、
ますます顔が赤くなります。

カラダの反応(顔に血が上がって赤くなる)と、
気持ち(緊張しないように、顔が赤くならないように)が、
悪い方向に循環して、自分でコントロールできなくなってしまうのです。

こういうときは、
少々いいかげんに聞こえるかもしれませんが、
「別に緊張したままでもいいじゃないか」と思えると
ラクになると思います。

また、緊張していたほうが結果がいいこともあります。

緊張していると、話が途切れたり、つかえたりして、
自分でもイヤなのですが、そういうときのほうが、
相手も話をよく聞いてくれたりします。

聞きにくいから耳を傾けてくれるし、
一生懸命さは伝わるものです。

逆になめらかに話すと、
かえって聞き流されてしまうことも多いように感じます。


このように「緊張」には不思議と
プラスの効果を生み出す力があるのです。

大事な場面で緊張するのは当たり前のことなんだから、
いっそうのこと、緊張したままでやってみよう!

そんなふうに考えられると、緊張も怖くないかもしれませんね。


◆編集後記

「あ〜、こんな気持ちだったんだ〜」と、
親になって初めて親の気持ちがわかったことがあります。

娘の高校受験。

自分のことではないだけに、なんとも言えない感じです。

不安、心配、やきもき・・・
さまざまな感情が織り交ざっています。

娘は決して勉強ができないわけではないけど、
志望校には少しだけ偏差値が届かないのが今の現状。

この気持ちがあと半年以上続くと思うと・・・



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第365号(2016年8月12日)

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悩みも不安も落ち込みも、感情整理の基本は「書く」

みなさんは「バラ」を漢字で書けますか?

おそらく、どんな字かはおわかりでしょう。

読むこともできると思います。

しかし、いざ「書いてみてください」となると、
正確に書ける人は少ないのではないでしょうか。

人間の感情の多くが、実は「薔薇」の漢字のような状態です。

「なんとなくはわかっているんだけど、明確にはわかっていない」
のです。


例えば、仕事が立て込んで、

「今日はやらなきゃいけないことが死ぬほどある。
 あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」

とテンパっているときや、

進行中のプロジェクトの何かが上手くいっていない状態に、
イライラしているとき、

あなたは有効な解決方法を持っていますか?

私がおすすめするのは、書きだして見ることです。

やるべきことがたくさんあるなら、
それぞれにかかる「時間の目処」と「デッドライン」を添えて
リストアップし、優先順位をつけていく。

あとは行動あるのみです。


同じように、うまくいっていないことがあれば、
考えられる原因を書き出して、その対策をひとつひとつ考える。

あとは、また行動すればいいのです。


「書く」ことは、感情整理する上で最も基本的、
かつ有効な方法です。

実際、書きとめてみると、
「なんだ、この3つだけだったんじゃないか」と、
思っていたより問題が少ないことがあります。

人間は、怒りや不安の正体がわからないと、
実像より大きくふくらませて捉えるものなのです。

怒りや不安の誇大妄想ですね。

働いて10年もたてば、職場での立場や環境は変わるものです。

人間関係も変化するでしょう。

対応しなければならない新しいことが増えれば、
思考や感情がモヤモヤすることも多いと思います。

それは、あなたが成長するタイミングでもあると思うのです。

ぜひ「書く」ことを活用してみてください。

問題解決の最も簡単な方法です。


◆編集後記

中三の娘の陸上大会、引退試合でした。

1週間前から腰を痛め、
前日まで走るかどうか決めかねていましたが、
痛み止めを飲み強行出場。

僕だったら集中力が切れて、負けていたでしょう。

けど、娘は違った。

ライバルの調子がいまいちだったというのもありましたが、
自己ベストで優勝!

しかも、初めての優勝でした。

僕が思っていたよりはるかにメンタルは強かったのかもしれません。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第364号(2016年8月5日)

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ケンカをしたら仲直り、だ

他人を大切にするのは、
必ずしも相手のイヤがることをひとつも言わず、
相手のイヤがることをひとつもせず、
腫れものに触るように大事にすることではありません。

これを言ったら、相手はイヤな気持ちかもしれないと思っても、
言った方がいいときもあります。

ケンカをした後はお互いに一歩譲り合い、悪いところは謝り、
仲直りすればいいのです。

いわばケンカの仕方を身につけるのです。

これもお互いを大切にすることにつながります。


夫婦ゲンカなどは日常生活の付録です。

いっしょに暮らすのですから、ケンカのタネはつきないでしょう。

ケンカをしながら二人の生活が混ざり合って、
しだいにひとつのよき家庭ができあがる。

ところが面と向かって他人から批判されたり、
文句をいわれるのに慣れていないと、
こうしたことを避けてしまいます。

避けてうまくやっていけるのであればそれでいいのですが、
そういきません。

感情は鬱積し、イヤな気持ちが重なって、
急にぷつりとふたりの糸が切れてしまいます。

ケンカの訓練がなされていないために、
いきなり致命的なケンカになってしまうのです。

そして縁が切れてしまいます。

親子なら縁はそう簡単には切れませんし、修復もできます。

しかし、夫婦はそうもいきませんね。

いったん切れれば赤の他人。
終わりです。


最近は結婚しない人が増えています。
離婚も増えています。

結婚だけが人生のすべてではないのですから、
自分の人生は自分で決めればいいでしょう。

しかし、対人関係の技術が未熟なために
結婚生活が続かないのであれば、それは問題です。

今からでもいいので、ケンカの訓練をし、
対人関係を長く維持していく技術を
身につけてみてはいかがでしょうか。


ケンカの訓練とはケンカの経験をたくさん積むことです。

しかし、1回ケンカしてはぷつんと関係を絶ってしまい、
また別の人とケンカして絶ち・・・・・

これを何回繰り返しても訓練にはなりません。

ケンカしたら仲直りする。

また同じ人とケンカして仲直りする。

仲直りの訓練こそ上手なケンカの秘訣といえるでしょう。  

 


 

◆編集後記

暑くなってきたので、走るのが大変です。

冬に走る15Kと、気温35度を越えての15Kは苦しさが違います。

給水しながら走っていますが、苦しいです。

ただ、この苦しみを耐えれれば精神的に強くなれる!

そう思えば、夏のジョギングも悪くないですね。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第363号(2016年7月29日)

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「天職」を見極めるコツ

朝から晩まで同じように働いていても、
毎日生き生きと輝いている人もいれば、
ひいひいと疲れ切って、帰りの電車で寝崩れている人もいます。

このふたりの違いは、何なのでしょうか?

働くことに限定して考えれば、自分の仕事に「意義」を
見出しているかどうかが、理由だと思います。

働く目的を自覚し、そこに意味を感じていれば、
仕事は人を輝かせるパワーの源になります。

逆に、ただただ嫌なことをさせられていて、
毎日12時間も労働させられる状況ならその人はエネルギーを消耗し、
老けるのが早くなるでしょう。


では、「天職」という考え方で、
あなたが身を置いている仕事がどんな部類に入るものなのか、
確認してみましょう。

天職かどうか決めるのは、次の5つの要因です。

(1)好きかどうか

(2)得意かどうか

(3)人の役に立つかどうか

(4)社会的な正義があるかどうか

(5)経済的に報われるかどうか 

この5つに完璧に当てはまれば、
今の仕事はあなたにとって天職です。

4つなら適職、
3つは労働、
2つ以下なら「とっとと辞めた方がいい」部類の仕事です。

生きるためにしかたがないと、
割り切って自分自身を納得させることができれば、
それはそれでいいと思います。

そういった仕事を自分自身で選択しているわけですから、
悪いことでなければ問題はありません。


ですが、「天職」という考え方であれば、
バランスが取れていることです。

例えば、今携わっている仕事が好きで、得意で、
社会的正義もあり、人の役にも立っている。

しかし、収入がめちゃくちゃ少なければ、
何らかの改善は必要になります。

でも、今は我慢の時期だから、
将来はいい収入が得られる目処があるということなら、
本当の天職になる可能性はあるでしょう。

今はバランスが悪くても、
3年後、5年後にそうなっていればいいのです。

さて、あなたが今おこなっている仕事は、天職ですか?

それとも・・・・・

 

◆編集後記 ホームページで、「教師の悩み相談Q&A」更新しました。

以前、ある雑誌で連載をしていた時期のものに修正を加えて、
掲載しています。

教師でなくても、同じようなお悩みを抱えている方には
お役に立てるかもしれませんので、ぜひご覧ください。

◆教師の悩み相談Q&Aはこちら
→ http://www.kokoro-str.jp/category/2034961.html


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第362号(2016年7月22日)

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若い女性に増えている「ランチメイト症候群」

「半知り」が苦手なことからくる緊張の代表例として、
「ランチメイト症候群」があげられます。

これは、数年前から聞かれるようになった言葉で、
最近では会社勤めの若い女性の間でも見られるようになってきました。

「一人でお昼ご飯が食べられない」

「いつも一緒に昼食に行くランチメイトの中に、苦手な人がいる。
 でも、そのグループから抜けられない」

というケースです。

そのランチメイトが、年齢が近い3人〜4人の女性グループ
というのが、ありがちなパターンです。

昼食に一緒に行く以外は特別に親しいわけでもなく、
だからかえって気をつかってしまうようなのです。


一人になるのはイヤ。

一人で昼食を食べているところを誰かに見られて、
「孤独な人ね」なんて思われるのが一番イヤ。

かといって、自分から別の誰かを誘うこともできないし、
いつもの相手を断ることもできないし・・・。

そんな状況を続けているうちにストレスをため込んで、
仕事に身が入らなくなってしまうこともあり、

最悪の場合、出社できないほどの状態になってしまう人もいます。

そうなってしまうと、何のために仕事をしているのかも、
見失ってしまいます。

そういった状況になってしまったら、一度、
今おかれている現状を客観的にみることも必要です。


◆編集後記 先日、「尿管結石」で救急車で搬送されました。

いままで感じたことのない痛みが急にきて、
何をしていても、どんな姿勢になっても痛い。

内臓をスコップでえぐられているような感じが1時間以上続き、
息もうまくできない。

脂汗はかく。

このまま死ぬんじゃないか・・・

救急隊員がかけつけてくれた時には、心から安心しました。

感謝の気持ちが自然と湧き出てきて、かっこいいな、とも思いました。

こういう存在に僕もなりたい!

立場は違えど、共通するものはあるなと、感じた出来事でした。

それと、ご予約のお客様には急きょ日時変更をして頂きましたので、
ご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。

再発の恐れはありますが、今は元気です!(^^)!



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第361号(2016年7月15日)

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「モチベーションをあげる」のトラップ

「モチベーションをあげて、がんばろう!」

よく言われがちなフレーズですが、
私は「モチベーションをあげる」という考えに違和感を持っています。

そもそも、モチベーションは努力してあげるものではありません。

無理やり引き上げるものではなく、
楽しいことや好きなこと、得意なことをやっている間に、
自然に湧き上がるのがモチベーションです。


小さな子供をみればわかります。

好きな遊びをしているとき、嬉しそうにしているものです。

それに子どもは「モチベーションがあがんないや」
とも言いません。

何かに夢中になっているとき、
人はモチベーションなんて意識しないのです。


車を運転していて、
東京から大阪に行かなければならなくなったとしましょう。

「モチベーションがあがんないわ」と言ったところで、
行かなければならない状況は変わりません。

モチベーションの上下にかかわらず、
やること自体は同じなのです。

そう考えると、
実はモチベーションについて考える必要はないとも言えませんか?

モチベーションがあがったから行動ができていて、
仕事の質や状況をよくできる。

そんなふうに考えがちですが、
それは順番が間違っているのです。

まず「行動」があって、その過程で条件が整えば、
モチベーションが自然にアップします。

なので、
モチベーションのとらえ方を変えてみてもいいかもしれませんね。


モチベーションは「がんばってあげるものではない」
としましょう。

 

◆編集後記 「解決志向ブリーフセラピー5回講座」のお申し込みが増えています。

今回の講座では、「スカイプ」での対応もおこなっていますので、
全国のお客様とつながれます。

短期間で現状を改善したい方にはおすすめです。

まだ枠に余裕はありますので、たくさんのお申込みお待ちしております。
http://www.kokoro-str.jp/category/1406501.html



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)
第360号(2016年7月8日)

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人には親切に接するに越したことはない

昔話には、ある動物を助けてやった恩返しをされるという
ストーリーが多いです。

罠にかかったツルを助けたら、女性に姿を変えてやってきて、
布を織ってくれた話。

海辺で子どもにいじめられていたカメを助けたら、
竜宮城につれていってくれた話。

人間に悪さをするようなものも、
助けてやれば恩を感じるものらしいです。

畑のキュウリをとったり、
子どもを水に引き込んだりするカッパがつかまって
「もう悪さはしません」というので逃してやると、
毎晩、魚をお礼に持ってきたという話もあります。


やはり親切にすれば感謝され、大切にされるのは、
昔から世の常というものなのでしょうか。

「いやいや、そんなことはない。世の中には恩知らずが多すぎる。
 私なんぞ、さんざん親切にしてやったのに、ちっとも感謝されない。
 恩を仇で返されるようなことばかりだ!」

と言う人がいるかもしれません。


確かに現実はそうかもしれません。

ツルもカメもカッパも恩返しなどしないのが普通です。

大半のツルは恩返しなどしないところを、恩返ししたからこそ、
珍しい話になるのです。

助けたほうも、
まさかツルに感謝されるとは思ってもいなかったでしょう。

恩返しを狙って助けたわけではありません。

ただ、ちょっとした優しさか、
そのときの気まぐれだったかもしれません。

なので、誰かに親切にして、その相手が恩知らずでも、
腹を立てなくてもいいのです。

ツルかカメか、カッパだと思えばいいのです。

万が一、恩返しをしてくれたら、
「これは珍しい」と思えばいいのです。

私は相手がどうであっても、
やはり人には親切に接するに越したことはないと思います。

自分のことばかりでは、
一生誰かに恩返しされることもありません。

しかし、人に親切にしていれば、
99人に1人くらいはお礼をしてくれる人がいるかもしれません。

これも常日頃から人に親切にしていたからこそです。

親切がゼロなら、お礼もゼロですからね。

だから、恩知らずが多いような気がしても、
そう簡単にあきらめなくてもいいのです。


◆編集後記

先日あるテレビ番組の収録時、
「前田さんですよね」と声をかけられました。

どうやら僕のメルマガを数年前から読んでくれていたらしいのです。

うれしいものですね〜(^v^)

少しだけ有名人になった気分でした。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第359号(2016年7月1日)

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「半知り」が苦手な日本人

対人不安、対人緊張という心理は、
欧米でも日本でも広く見られる現象で、
いろいろな研究も重ねられています。

ただし、
日本人と欧米人では少しその傾向が違っているらしいのです。

欧米の研究では、対人不安を起こしやすい場面は、

「大勢の」
「知らない人や初対面の人の前で」
「話したり質問されたりするような場面」

だといわれています。

これは「自分をよくみせよう」という気持ちが強いことからくる
緊張です。

たとえば、
偉い人が多数出席している結婚披露宴、
面接試験、取引先への大事なプレゼンテーションなどでは、
緊張の度合いがより強まります。


これと比べて日本人の場合は、

「3人程度の少人数で」
「雑談のような場面で」
「年齢が近く」
「少し知っている」
「同性の相手」

に対して緊張する人が多いといいます。

この場合は、「自分がヘンに見られないように」
という気持ちが強いことからくる緊張です。


つまり、日本人は「半知り」が苦手ということです。

人目が怖いといっても、
全然知らない人が相手のときはさほど緊張しませんし、
怖くもありません。

それに、家族や親しい友達など、
とてもよく知っている人に対してもあまり緊張しません。

日本人は同じ会社や学校の人、近所の人など
「少し知っている人」が苦手なのです。

読者のみなさんもそういった相手に対して、
緊張した経験はありませんか?
   

 


 

◆編集後記

やはり乳製品は僕のお腹に合わないらしい、
とわかっているにもかかわらず、娘の誕生日会で
「アイスケーキ」を沢山食べてしまいました。

少しだけなら大丈夫なときもありますが、
たくさんたべると必ずお腹を壊します。

わかっているのに何で・・・


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第358号(2016年6月24日)

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心地よい環境で働く発想転換

カウンセリングをしていると、
「前田さんは好きなことを仕事にしたんですね」
と言う方がいらっしゃるのですが、実は少し違っています。

「好きな事を仕事に」とはよく言われることですが、
働き方についての違う視点を、ご提供したいと思います。

私は「これがやりたい!」という目標を持っていたり、
好きなことが明確で、それを仕事にすることを
頑張ってきたわけではありません。

むしろまったくの逆で、面倒くさいことや嫌いなことを、
目の前から徹底的に排除するように努めてきたのです。


「組織に属して働くのは嫌だ。
 どうしたらそうしないで済むだろう?」

「面倒な人間関係は嫌だ。
 どうしたらストレスのない人間関係を築けるだろう?」

「やりがいを感じない仕事をするのは嫌だ。
 どうしたらやりがいのある仕事に就けるだろう?」

ほかにもたくさんの嫌なことはありました。

かなりの時間はかかりましたけど、
それらをひとつひとつ取り除き、改善してきました。


その結果「自分はこういうことが得意だったんだ」
ということが知らないうちに残り、
より心地いい働く環境や人間関係につながったのです。

そもそも、本当に好きなことを仕事にして食えている人間が、
この社会にどれだけいるのか、疑問です。

好きなことで生きてける人は、素晴らしいと思います。

ただ現実的には、好きかわからない、
もしくは嫌いなことかもしれない仕事で、
日々の糧を得ている人のほうが圧倒的多い気がするのです。

「仕方ないからね」

「やりたいことはわからないけど、まあ、楽しくやってます」

というふうに、

折り合いをつけて働いている人が多数派ではないでしょうか。


夢のない物言いになりますが、
一生の仕事にできるほど好きな事は、
実はだれもが簡単に見つけられるものではないと思います。

しかも、それで生計がまかなえるレベルの仕事ができる人は、
なおさら少ないでしょう。

と考えれば、

「私は好きなことを仕事にしていないなあ」と落ち込んだり、
劣等感を感じなくてもいいのです。
    

 


 

 

◆編集後記

今まではハイボールなんてどれも同じ、と思っていましたが、
ウイスキーの銘柄によってだいぶ味が違います。

僕のおすすめは、「竹鶴」のハイボール。

先日、ファミリーレストランで飲んで好きになってしまいました。

それからというもの、毎日のように飲みすぎています。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第357号(2016年6月17日)

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人と人とは、踏み込んでみるとうまくいく

ショーペンハウエルの寓話からつくられた
「ヤマアラシ・コンプレックス」という心理学用語があります。

ヤマアラシの体にはとげがあります。

寒いので体を温め合おうとくっつぎずぎると、
互いのとげで互いの体を傷つけてしまいます。

しかし、離れると寒い。

そこで、離れたり、くっついたりしながら、
傷つけず温め合えるちょうどいい距離を見つけていく、
というものです。


私たち人間もそれぞれがとげをもったヤマアラシ。

踏み込みすぎれば互いに傷つき、離れれば孤独で寂しい。

思考錯誤を繰り返し、適度な距離を見つけることができれば、
その相手とは長いつきあいが保てるでしょう。


誰とでもすぐ親しくなれるのに、
つきあいが長続きしない人がいます。

相手との適正な距離が分からないのではないかと思います。

相手に踏み込みすぎて嫌がられても気づかない。

といって、誰とでも親しくなれるから、
ひとつの関係がダメになっても、
また別の人に近寄っていけるのです。

しかし、お互いを理解した
本当の意味での親しい関係までにはなりません。

最初だけ、自分だけ、
相手と親しくなったような気がしているだけです。

他人はこういう人になかなかアドバイスはしません。

なので、いつまでたっても同じ失敗を繰り返します。


くっつきすぎて相手のヤマアラシが離れてしまい、
また別のヤマアラシを求め、そこでもくっつきすぎて傷つけ、
逃げられてしまうことを繰り返すのです。


それに比べると、なかなか踏み込めないあなたは、
一生懸命、相手との「適正距離」を測っている人といえるでしょう。

長く付き合ううちに、
ほんとうに親しいつきあいを作っていける人です。

しかし、このタイプも度がすぎると、
失敗を怖がるあまり、まったく踏み込めなくなります。

ちょっと踏み込んで、相手にイヤな顔をされると、

「自分はやはりそれほど心を許されていない、信頼されていない」
と引っ込んでしまいます。

くっついたり、離れたりの思考錯誤はせず、
離れぱなしになる。

相手はたまたま、あなたからの電話をもらったときが食事中で、
ちょっと迷惑しているような声になっただけかもしれないし、

たまたま疲れていて、
あなたの誘いにつき合う気分ではなかったのかもしれません。

いきなりドカドカ踏み込んだのではない限り、
あれこれ気にすることはありません。

しばらくしてから、様子を見て、
また近寄ってみてもいいかもしれませんよ。   

 


 

◆編集後記

娘(中3)の陸上の大会を見に行きました。

今回は、100M,200M、リレーにエントリーしたので、
予選と決勝を合わせて6回走りました。

本人が一番大変でしょうが、見ている方も大変です。

もう、ドキドキしっぱなしで・・・

100M→3位、200M→2位、リレー→4位、
という今までで最高の結果に娘も達成感を感じていたようです。

僕も一緒に練習をしてきた分、熱いものがこみあげてきました。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第356号(2016年6月10日)

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深い人間関係が築けない悩み

初対面のときから、非常に「感じが悪い」という人も、
たまにはいます。

しかし、たいていは、初対面ではお互いに
「なかなかいい感じ」といったところでしょう。

それは、表面しか見せ合っていないからです。

旅行に出かけた先で出会った人は、
「とてもいい感じ」であることが多いです。

旅先で親切にされればうれしいでしょう。

その土地の人はみんないい人に見えます。

だからといって、その土地に住んで、
ずっとつきあうことになったらどうでしょう?

必ずいろいろなぶつかり合いが起こるのではないでしょうか。


表面的なつきあいのうちは、誰しも「いい人」なのです。

だから、ただ、「出会う」だけなら、
素晴らしい「出会い」はそこらじゅうに転がっています。

新しい友だちを作ることは、実は簡単なのです。

しかし、それを「保つ」のは難しい。

長くつきあううちに、お互いの考えの違いも出てきますし、
いい面ばかりは見せられません。

口論もすれば行き違いもあるでしょう。

そんなことを繰り返しながら、いい関係を保っているかどうか、
そこが本当の「つきあい」の分かれ道です。


百の出会いの中から、本当に親しく長くつきあえる人を作れるか、
それは、「出会うかどうか」といった運や偶然ではなく、
あなた自身の行動にかかっているのです。

若いうちや学生のときは、
たくさんの新しい出会いを経験すればいいと思います。

出会い自体、楽しく、人生を豊かにしてくれます。

もちろん年をとってからも、出会いは刺激的で大切なものです。

たくさんの出会いの中から、
長くつきあえる人とも出会えることでしょう。

「私には深くつきあえる人がいない」
というお悩みをカウンセリングでよく聞きます。

そして、新しい出会いを求めてあちらこちらを渡り歩く。

その結果、「やはり私には・・・」と肩を落とす。

そういう人には、
私は「もう一度、今まで出会った人を思い返してみてはどうか?」
とアドバイスするようにしています。

その中には、あなたが本当に「つきあえる人」もいるはずです。

新しい出会いを探すために費やすエネルギーを、
今までに出会った人との関係を深めるために
使ってみてはいかがでしょうか。


◆編集後記

先日、ハーフマラソンを走ってきました。

残念ながらベストは出ませんでしたが、走りきることができました。

いつもひとりで走っていると、くじけそうになりますが、
地元の中学生に応援されると、苦しくても頑張ろうという気持ちになります。

つながっているという安心感といいましょうか、
とても心地よい気分になります。

だからマラソンを続けているのかもしれません。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたにすべての良きことが、なだれのごとく起きますように(*^。^*)

第355号(2016年6月3日)

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