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「心のストレッチルーム」前田泰章です。
今回は、「子どもを叱る基本」についてのお話です。
「そんなことをすると、みんなから笑われるよ」
「みっともないでしょ」
そんなふうに、子どもに注意する親御さんがいますが、これは「人が見ていなければ何をしてもいい」という考えの裏返しとも聞こえます。
みっともないのは、他人の目や評価が気になるからであって、他人の目を意識しないですむところでは、みっともないという感覚は生じません。
ですが、このように他人の目を意識して、子どもをしつけるというやり方は、しつけの本来のあり方からいうとあまり関心できない方法です。
このような注意を繰り返していると、子どもはどのように育つでしょうか?
おそらく、裏表のある子になったり、いつも周囲の目や評価を気にして、善悪の基準もはっきり持てない他人志向の子どもに育つ可能性があります。
では、どのように叱ればよいのでしょうか?
ドイツ人は子どもを叱るとき、「人間とはそういうことはしないものだ」という言い方をするといいます。
つまり、人間にとって何が正しいかを問う言い方ですね。
この叱り方では、他人がどう思うかではなく、「人間にとっていいことなのか、悪いことなのか」という判断規準を示すことができます。そうすることで、他人の目があってもなくても、自ら考え判断する子どもに育つといいます。
しかし、この叱り方は、お国柄もあり、日本では、なかなか浸透しない叱り方だと思います。
日本の文化は「恥の文化」だという評論家もいます。他人がどう見るかということが、日本人にとっては「善悪の基準」になっているわけです。
確かに、「人が見ていなければ何をしてもいい」という考え方が、私たち日本人に根強くあるのは事実かもしれませんね。
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