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「心のストレッチルーム」前田泰章です。今回は、「失敗・自己嫌悪の悩み」についてお話をしたいと思います。
「仕事で失敗が多くて・・・こんな自分がイヤ」
「失敗して叱られてばかり・・・自己嫌悪に陥ります」
このような「失敗、自己嫌悪の悩み」を抱えている方へのアドバイスです。
失敗やミスが多くなると、次もミスしてしまうかもと、ネガティブ思考になりがちです。
たとえば、お茶などを運んでいて、「転んじゃいけない」と思っていたら転んだり、人前でスピーチするとき、「間違ってはいけない」と思ったら、間違ってしまったり・・・
実は、この「~しちゃいけない」という禁止言葉には、大きな落とし穴があるんですね。
たとえば、「失敗してはいけない」と思った時点で、「失敗する」ことを最初にイメージしてしまい、次に「そうであってはならない」と考える。だから、自分が「失敗してはダメ」と強く思えば思うほど、失敗するイメージにひきずられてしまうのです。
では、どうすればいいのか?
「ミスや失敗をしないように」と努力するより、「やれるだけやろう!」と考えればいいのです。
「完璧を求めず、上手く話せなくても、内容を理解してもらえばいい!」
「文章は完璧でなくても、自分の気持ちが伝わればいい!」
というように、自分ができそうな目標を設定して、リラックスして取り組むのです。それで失敗してしまったら、仕方がない、と開き直ってみましょう。そして、違う方法でトライすればいいのです。
また、自分の過去の失敗パターンを知っておくといいかもしれません。こんな場面になると、失敗してしまう、ということがわかっていれば対策を練ることは可能です。
もしかしたら、失敗する「根本的な問題」に向き合うことが必要かもしれません。
私のカウンセリングルームを訪れるクライエントさんの多くは、失敗やミスに対して何らかのトラウマ(心の傷)を抱えています。過去を振り返り、心の奥底にある問題に気づくことで、克服できることもあります。
ですが、失敗はそのまま何もしなければ、ただの失敗に終わります。
しかし、一度失敗しても「見方」をまったく切り替え、新たに挑戦を始めれば、チャンスへと導くことができます。
最大の失敗は、最大のチャンスをつかむきっかけになるかもしれないのです。
大切なのは、失敗した後に、どれだけ踏み込んだ「判断」と「行動」ができるかだと、私は思います。そのためには、小さい頃からの「失敗体験」が重要なのかもしれませんね。
でも、今の現実はどうかといいますと、親が子どもに対して失敗させないように、転んでケガをしないように、「転ばぬ先の杖」を出しすぎてしまっているようです。
「お母さんの言うとおりにしなさい!」
「お父さんの言うとおりにしてれば失敗しないから!」
「こんなくだらないことに挑戦して失敗したらどうするの?」
そう言い続けられてきた子どもたちが、社会人になり、いざ失敗に直面したときどうなるか・・・
こういった現実と向き合うことは、とても辛いことでもあります。
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