夫婦関係に悩む
男性のカウンセリング
【実際のご相談事例】

  • 1
    外では普通なのに、家の中だけうまくいかない
  • 2
    話そうとすると、きつい言葉になってしまう
  • 3
    愛情はあるのに、なぜか厳しくなってしまう
  • 4
    離婚届の話が出て、初めて止められないと気づいた

※支援の経過や変化には個人差があります。
※個人が特定されないよう内容を一部変更しています。

外では普通なのに、家の中だけうまくいかない

40代前半・会社員男性(既婚・子ども1人)

*画像はイメージです

■ご相談のきっかけ
 
「職場では問題ないのに、家に帰ると妻に強い言い方をしてしまいます。
言ったあとに毎回後悔するのですが、止められません。このままだと離婚になる気がしています。」
 
初回の面談で、そう話してくださいました。
 
会社では部下からも信頼され、冷静なタイプと言われる方です。
怒鳴ることもほとんどなく、人間関係のトラブルもありません。
 
しかし家庭では、些細な会話が口論に発展してしまいます。
 
「帰り遅かったね」
「それ、どういう意味?」
「いや、そうじゃなくて…」
 
奥様が責めているわけではないと頭では分かっているのに、
気づくと説明が増え、声が強くなり、最後は奥様が黙ってしまう。
その後、家の空気が重くなり、数日会話が減る――
 
この流れが繰り返されていました。
 
カウンセリングで整理したこと
 
お話を伺うと、男性は「怒っている」というより、
誤解されたくない気持ち が非常に強い状態でした。
 
・ちゃんとやっていることを分かってほしい
・責められている気がしてしまう
・正しく説明すれば理解されるはず
 
その思いから「説明」を続けてしまい、
結果的に奥様には「否定されている」「圧をかけられている」と伝わっていました。
 
つまり、問題は性格ではなく
反応のパターン にありました。
 
そこでまず、
「会話を良くする」ではなく
悪化を止める行動 から取り組みました。
 
最初に提案したのは、とてもシンプルなものでした。
 
「説明を始めたくなったら、その場では続けない」
 
代わりに、
「そうだね」「今日は遅くなったね」
と短く返して会話を終える練習を行いました。
 
最初の変化
 
2回目の面談で、男性は少し驚いた様子で話されました。
 
「ケンカにならなかったんです。
ただ、それだけなんですが…家の空気が全然違いました。」
 
会話が増えたわけではありません。
問題がすべて解決したわけでもありません。
 
ただ、悪化が止まった のです。
 
これまで奥様は、話しかけると議論になるため会話を避けていました。
しかし口論にならない日が続くと、少しずつ日常の会話が戻ってきました。
 
さらに進んだ変化
 
その後は、謝り方のタイミングと伝え方を整理しました。
 
男性はこれまで
「悪気はなかった」
「そういう意味じゃない」
と説明を添えて謝っていました。
 
これを、
理由を付けず短く謝る形に変更しました。
 
「さっきの言い方、強かったね。ごめん。」
 
初めてそれを伝えた日、奥様は少し驚いた表情をされ、
その日の会話はそれ以上こじれませんでした。
 
数週間後、男性はこう話されました。
 
「まだ前みたいに戻ったわけではありません。でも、
“話しかけても大丈夫そう”という感じになってきました。」
 
現在の様子
 
カウンセリング開始から約2か月後、
家庭内での口論は大きく減りました。
 
「関係が良くなったというより、壊れなくなった感じです」
 
男性はそう表現されました。
 
奥様からも
「最近、落ち着いて話せるね」
と言われるようになったそうです。
 
ご本人も
「自分の性格を変えたというより、反応の仕方を変えただけでした」
と話されています。
 
カウンセラーより
 
この方の変化は、特別なことをした結果ではありません。
過去を深く掘り下げたり、人格を直したりしたわけでもありません。
 
会話が悪化する“ポイント”を整理し、
行動を少し変えたこと が関係の流れを変えました。
 
家庭内だけで起きる問題は、性格の問題ではなく、
関わり方のパターンであることが少なくありません。
 
もし似た状況があるなら、
同じように「止め方」から始めることで、関係が動き出す可能性があります。

話そうとすると、きつい言葉になってしまう

40代男性・自営業(既婚/子ども2人)

*画像はイメージです

■ご相談のきっかけ
 
「妻にすすめられて来ました。
正直、カウンセリングを受けるとは思っていませんでした。」
 
初回の面談で、そう話してくださいました。
 
奥様との関係は、すでに別居状態でした。
「このままだと離婚になるかもしれない」
そう言われ、来室されたそうです。
 
男性は東北出身で、家ではあまり言葉数が多くありません。
ご自身も「家では無口な方だと思う」と話されていました。
 
ただ、まったく話さないわけではありません。
奥様に話しかけられたとき、短く返そうとするのですが――
 
「あとにして」
「今それ聞く?」
「分かってるから」
 
気づくと、強い言葉になってしまう。
そして空気が悪くなる。
 
「本当は怒っているわけじゃないんです。
でも、言われると反射的に言ってしまうんです。」
 
■背景にあったもの
 
お話を伺うと、男性のご家庭では
お父様が家の中でほとんど話をしない方だったそうです。
 
家族で会話をすることも少なく、
「家庭とはそういうものだと思っていた」と話されました。
 
一方、奥様は
「もっと話してほしい」
「何を考えているか知りたい」
と望んでいました。
 
男性にとっては普通の距離感、
奥様にとっては寂しさを感じる距離感。
 
ここにすれ違いが生まれていました。
 
さらに最近、独立されたばかりで
仕事のストレスも非常に大きい時期でした。
 
時間の余裕がなく、趣味もできない。
息抜きもほとんどない状態です。
 
本当は家族と穏やかに過ごしたい。
けれど、余裕がないときに話しかけられると
無意識に防御的な反応が出てしまっていました。
 
■カウンセリングで行ったこと
 
最初に取り組んだのは、
「たくさん話す」ことではありませんでした。
 
むしろ逆です。
 
反射的に強い言葉が出る場面を減らすこと から始めました。
 
具体的には、
 
・すぐ返答しない
・短いクッション言葉を入れる
・会話のタイミングを後にずらす
 
といった、伝え方の練習です。
 
たとえば
 
「あとにして」
ではなく
「ごめん、少ししてから話していい?」
 
この違いだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。
 
同時に、
疲労やストレスが強いときに出やすい反応の仕組みと、
感情が高ぶったときの対処法も整理していきました。
 
最初の変化
 
数回の面談後、男性はこう話されました。
 
「前みたいに口論にならなくなりました。
話す量は増えていないんですが…空気が違います。」
 
大きな会話を増やしたわけではありません。
ただ、悪化するきっかけが減った のです。
 
奥様も
「前より話しかけやすくなった」
と感じ始めたそうです。
 
現在の様子
 
カウンセリング開始から数か月。
別居はすぐに解消したわけではありません。
 
ただ、変化は起きています。
 
現在は、週末に家族で過ごす時間が増えました。
子どもと一緒に食事をし、短い会話を交わすようになっています。
 
男性は、面談の中でこう話されました。
 
「別居して、初めてことの重大さに気づきました。
失いたくないと思ったんです。」
 
そして続けて、
 
「性格を変えるのは無理だと思っていましたが、
言い方は変えられるんですね。」
 
カウンセラーより
 
この方は、特別に話し上手になったわけではありません。
無口な性格が変わったわけでもありません。
 
変わったのは、
伝え方と反応の仕方 でした。
 
関係の改善は、
必ずしも多く話すことから始まるわけではありません。
 
悪化を止める小さな行動が積み重なることで、
少しずつ安心感が戻っていきます。
 
同じように「どう話せばいいか分からない」と感じている方でも、
現実的な方法から始めることで、関係が動き出す可能性があります。

愛情はあるのに、なぜか厳しくなってしまう

60代男性・会社員(既婚/子どもなし)

*画像はイメージです

ご相談のきっかけ
 
「妻に対して、きつく当たってしまう自覚があります。
自分でも直したいのですが、もう自力では限界だと思い来ました。」
 
初回の面談で、男性ははっきりとそう話されました。
 
ご本人は、いわゆる“怒りやすい人”ではありません。
会社では管理職として長年勤務し、部下からも慕われている上司です。
メンタルヘルス・マネジメントの資格も取得しており、部下の相談にも適切に対応されていました。
 
職場では冷静で、配慮ができる人物。
トラブルもほとんどありません。
 
しかし家庭では、状況が違っていました。
 
奥様の家事のやり方が気になると、つい口を出してしまう。
洗濯の干し方を見てはやり直し、食器の洗い方が気になっては再度自分で洗い直す。
 
「こうした方がいい」
「普通はこうする」
「なぜできないのか」
 
強く叱るつもりはありません。
ただ“正そうとしている”だけのつもりでした。
 
けれど奥様は次第に元気がなくなり、
体調を崩して寝込むことも増えていきました。
 
男性は言います。
 
「妻のことは大切です。
でも、見ているとどうしても気になってしまうんです。」
 
カウンセリングで見えてきたこと
 
お話を伺うと、男性は非常に責任感が強く、
仕事でも家庭でも「きちんとしていたい」という思いが強い方でした。
 
そして特徴的だったのが、
“〜すべき”という考え方(ベキ思考) の強さでした。
 
・家事はこうあるべき
・こうするのが正しい
・間違いは直した方がいい
 
会社では、この考え方が能力として活かされていました。
しかし家庭では、奥様にとって「評価され続ける状態」になっていました。
 
つまり問題は、
怒りではなく 正しさを伝え続けてしまう関わり方 にありました。
 
取り組んだこと
 
カウンセリングでは、
性格を変えることを目標にしませんでした。
 
最初に行ったのは、
“正しいかどうか”の判断を一度保留する練習です。
 
たとえば、
 
気になったとき
・すぐ指摘しない
・手を出さない
・そのままにしてみる
 
最初は強い違和感があったそうです。
 
「間違いに気づいているのに、何もしないのは落ち着かない」
 
それでも、自宅で小さな訓練を続けていただきました。
 
変化の始まり
 
数週間後、男性は少し驚いた様子で話されました。
 
「何も言わないと、妻の様子が違うんです。」
 
それまでは、家事のたびに緊張感がありました。
しかし口出しが減ると、奥様の表情が柔らいできました。
 
男性自身も気づきます。
 
「家が静かになったのではなく、穏やかになりました。」
 
現在の様子
 
現在は、家事に対して指摘をすることはほとんどなくなりました。
洗濯をやり直すことも、食器を洗い直すこともなくなっています。
 
その結果、奥様との自然な会話が少しずつ増えてきました。
 
「特別な話をしているわけではありません。
でも、以前より普通に話せています。」
 
男性はそう話されました。
 
カウンセラーより
 
この方は、愛情がなかったわけではありません。
むしろ大切に思う気持ちが強かったからこそ、
“良かれと思って”関わり続けていました。
 
しかし家庭では、正しさの指摘が積み重なると、
相手は評価され続けている感覚になります。
 
関係の変化は、
大きな努力からではなく、
「言わない」「直さない」という小さな行動から始まりました。
 
自分の性格を変えるのではなく、
関わり方を少し変えることで、
関係の空気が変わることがあります。
 
同じように「止めたいのに止められない」と感じている方でも、
現実的な方法から始めることで、関係が動き出す可能性があります。

離婚届の話が出て、初めて止められないと気づいた

50代前半男性・会社員(既婚/子どもは独立)

*画像はイメージです

ご相談のきっかけ
 
「離婚届の話をされました。
正直、そこまでとは思っていませんでした。」
 
初回面談で、男性は静かにそう話されました。
 
結婚生活は20年以上。
大きな浮気や借金があったわけではありません。
生活も安定しており、外から見れば問題のない家庭に見えていました。
 
ただ、奥様からは以前から
「話を聞いてくれない」
「会話ができない」
と言われていたそうです。
 
男性は「そんなつもりはない」と感じていました。
仕事が忙しく、疲れて帰宅したときに長い話をされると、
つい短く返してしまう。
 
「またその話?」
「分かってるって」
「今じゃないだろ」
 
怒鳴るわけではありません。
けれど、奥様は次第に話さなくなっていきました。
 
男性はそれを
「落ち着いた」「問題が減った」
と受け取っていました。
 
そしてある日、突然言われます。
 
「もう一緒に暮らすのは無理だと思う」
 
カウンセリングで分かったこと
 
男性にとって離婚は突然でした。
しかし、奥様にとっては長い時間をかけた結論でした。
 
奥様は何年も前から、
話しかけても受け止めてもらえない体験を繰り返していました。
 
その間、男性は
「大きなケンカもないし大丈夫だろう」
と感じていました。
 
つまり、問題は口論ではなく
会話の成立が止まっていたこと でした。
 
男性はこう話されました。
 
「怒鳴っていないのに、なぜここまで悪くなったのか分からないんです」
 
そこでまず、
奥様がなぜ話さなくなったのかを整理しました。
 
責められていたのではなく、
伝えても届かない状態が続いた結果、
諦めに近い気持ちが生まれていたのです。
 
最初に取り組んだこと
 
この段階では、説得や話し合いは逆効果になりやすいため、
まず「関係を修復する会話」を目指しませんでした。
 
最初の目標は
悪化させない関わり方に変えること です。
 
男性には、次の3つを提案しました。
 
・すぐ説明しない
・否定を入れない
・短く受け止めて終える
 
特に、
「そういう意味じゃない」
を言わない練習を行いました。
 
代わりに
 
「そう感じていたんだね」
「気づかなかった。ごめん」
 
と、理由を付けず短く伝える方法を練習しました。
 
変化のきっかけ
 
最初は奥様の反応は変わりませんでした。
距離もあり、会話も短いままです。
 
それでも男性は、
“分かってもらう”ことを一度手放し、
伝え方を続けました。
 
数週間後、奥様から
日常の連絡が少し増えました。
 
大きな話し合いではありません。
生活のやり取りです。
 
男性は面談でこう話されました。
 
「関係が戻ったわけじゃありません。でも、
前より拒否されていない感じがします。」
 
現在の様子
 
離婚の話はすぐに消えたわけではありません。
ただ、状況は変わり始めています。
 
現在は定期的に会う時間ができ、
一緒に食事をする機会も生まれました。
 
男性は言います。
 
「もっと早く気づけばよかったと思います。
でも、今からでもやれることがあると分かりました。」
 
カウンセラーより
 
このケースのように、
大きなケンカがなくても関係が終わりに向かうことは珍しくありません。
 
関係が壊れるとき、
必ずしも怒鳴り合いが起きるわけではありません。
むしろ、静かに距離が広がることが多いのです。
 
そして修復もまた、
大きな話し合いから始まるとは限りません。
 
伝え方を変える小さな行動の積み重ねが、
再び会話が成立するきっかけになることがあります。
 
離婚の話が出ている段階でも、
関係の流れが変わる可能性は残っています。

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