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フォーカシングは、ユージン・ジェンドリン(アメリカの哲学者・臨床心理学者)によって創始された心理療法の技術の一つです。
フォーカシングは「焦点を当てる」ということで、英語のFocus(焦点)から来ています。
ジェンドリンは、カウンセリングの成功要因を探る研究の中から、クライエントが自分の心の実感に触れられるかどうかが重要であることを見いだしました。
そこからジェンドリンは、心の実感に触れるための方法を、クライエントに教える必要があると考え、そのための理論として体験過程理論を構築し、具体的な技法としてフォーカシングを提唱したといいます。
自分の中の漠然とした感じとか感覚というもの(フェルトセンス)、それ自体に注意を向けていくことで、自分の今の状況や問題を知ったり、それらの問題と自分との関係を質的に変化させていくという技術です。
フェルトセンスは日常でも感じています。たとえば、大好きな恋人のことを思い浮かべると、ポッと胸の当たりが暖かくなるような感じがするとか、反対に嫌いな相手に会わなければいけないとなると、(胃のあたりにそわそわするような感覚がする)急に全身にけだるさが広がるというような、そういう何かはっきりしない、「漠然とした感じ」のある身体感覚のことです。
心と体は密接につながっています。体の症状は本人に何かメッセージを伝えてくれようとしているのです。
そのメッセージを受け取り、願いを叶えてあげることで、心と体の問題は解決できます。
たとえば、泣いている赤ちゃんをあやすときのことを考えてみてください。泣いている赤ちゃんに「泣くな!」とどなりつけたら、ますます激しく泣き出します。
赤ちゃんが泣いていたら「どうしたの?おっぱいがほしいのかな?おしめが濡れちゃったのかな?」と、どうしてほしいか考えますよね。
お腹がすいていたのならミルクを飲ませてあげる。おしめが濡れていたのなら換えてあげる。そうすれば赤ちゃんは泣きやみます。
感情も赤ちゃんと同じです。感情が何をあなたに訴えているのか、つまり感情の目的を探り、それを満たしてあげればよいのです。
それでは、フォーカシングとはどんなテクニックの心理療法なのでしょうか?
私たちは、悲しいとき、全身が悲しみにどっぷり浸っていると思いがちですが、実は身体を探ってみると、そうでないことが多いのです。
感情は身体のほんの一部分にしか存在していないことに気づきます。
嫌な感覚を体の一部に局在化させることで小さくすることができます。同時に、感情を自分自身と切り離すこともできるのです。つまり、感情を小さくして分離することができます。
フォーカシングは、体を使って、自己の気づきを促し、こころを癒していく、独特のプロセスです。あなたの体がどんなふうに感じているかに注意を向けて、その感じと会話(心の声)をし、あなたの本当の気持ちに触れていきます。
心のストレッチルームでは、
「精神的には大丈夫だと思っているんだけど、いつも胃が痛くて・・・」
「なぜだがわからないけど、肩こりがひどくて・・・」
「胸のあたりがモヤモヤして・・・」
というような、精神的には大丈夫だと感じていても、身体に症状が出ているクライエントさんの問題にお答えしております。
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